余談ですが、今回はマンホール蓋がたくさん並んでいる写真が不可欠だったので、様々な角度から撮りました。
色々試してみて、最後に下水道ふれあいプラザの外からの撮影にチャレンジ。
頑張って撮った結果、かなりたくさんのマンホール蓋を画角に納めることができたのですが、
腕の影が心霊写真みたいな写り込み方をしていて、ちょっと怖かったのでボツになりました。
最近マンホール蓋に興味が向いてきたので、一度にたくさん見られるベストアルバム的な場所を探したところ、下水道ふれあいプラザがよさそうだったので行ってみました。
僕は路上観察を趣味にしているのですが、今まであまり積極的に触れてこなかったジャンルがあります。
それは――
マンホール蓋!
路上観察界では昔から定番の観察対象でしたが、最近はカラフルで地方ごとにデザインが凝っている「ご当地マンホール蓋」や、水道局や役場などで配布されている「マンホールカード」などが登場し、メディアで取り上げられることも増えています。
なので愛好者も多くなっている気がしますが、個人的にはそこまで集めることに使命感を駆られていませんでした。
ただ、なにも知らないのもなんだと思ってきたので、手っ取り早くたくさんマンホール蓋を見られる、初心者向けのベストアルバム的な場所を探したところ、「下水道ふれあいプラザ」という施設がピッタリのようだったので――
行ってみました!
最寄りの鴻池新田(こうのいけしんでん)駅から徒歩10分くらい。
この奥の白くて立派な「鴻池水みらいセンター」ではなく――
その右にあるのが――
目的地の「下水道ふれあいプラザ」です!
入口はガチの下水道管!
水みらいセンターの下水道施設を見学するには予約がいるそうですが、ここは勝手に来て勝手に見ていいみたいでした。
説明文はこんな感じ。
マンホール蓋のみならず、下水についてトータル的に理解できるみたいです。
説明文の反対側には、水の上でクルクル回っている地球儀っぽい球体が。
これはこれで、見てると楽しかったです。
そして中へ入ると、まず目につくのが――
巨大なシールド掘進機!
マンホールというよりは、下水道を掘る機械ですね。
裏に回ると、こっちはよりメカメカしい感じ!
触れたりはできないものの、操作盤が間近で見られます。
錆びっぷりとかも当たり前ですが、リアルで興奮しますね。
そして!
そこから振り返ると、今日最大の目的の――
マンホール蓋がたくさん!
本来の用途とは異なり、設置するためだけに設置されているのがたまらないですね。
配置図を確認すると、大阪府下のマンホール蓋が50枚くらいあるようです。
ただこれら全てを取り上げるのも大変なので、中でも特に印象深かったマンホール蓋をディスクガイドっぽい感じで紹介していきます。
――などなど、他にも想像以上にたくさん設置されているので、気になった方はぜひ実物をご覧になってみてください。
これらマンホール蓋群以外にも、いろいろ展示されていて、
ハーフサイズのマンホール蓋や、
トビウオ柄の小口径推進機、
緑のミニシールド掘進機、
戦闘機のノーズアートのような絵が描かれた小口径推進機もありました。
あとは、この奥がもしかしたら下水道の見学施設かなにかにつながっているのか、若干下水っぽい臭いが漂っています……
下水の臭いが苦手な方は、たまに外の空気を吸いながら、休み休み鑑賞するのがいいかもしれません。
ひとしきり見終わったので、退出。
帰りはなんとなくスロープの方を通ってみました。
そしてさっきスルーした「鴻池水みらいセンター」に入って、事務所のようなところへ行くと――
マンホールカードがもらえます(配布は平日のみ)!
もらうタイミングは見学の後でも先でもいいですけど、実物を見た後の方がテンション上がるので、後の方がオススメですね。
余談ですが、今回はマンホール蓋がたくさん並んでいる写真が不可欠だったので、様々な角度から撮りました。
色々試してみて、最後に下水道ふれあいプラザの外からの撮影にチャレンジ。
頑張って撮った結果、かなりたくさんのマンホール蓋を画角に納めることができたのですが、
腕の影が心霊写真みたいな写り込み方をしていて、ちょっと怖かったのでボツになりました。
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