特集 2024年8月23日

青森の激甘とうもろこし「嶽きみ」を生で食べたい

実はもう一つの未体験、焼きとうもろこしをたべる

百沢の嶽きみ販売所はこのあたりだけでなく、岩木山の南側を東西に走る県道に沿っていくつか点在している。

中には広大なとうもろこしばたけの前にある販売所も存在している。

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岩木山山麓に広がる広大なとうもろこし畑
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広大なとうもろこし畑の前にある、とうもろこし店

めちゃくちゃ広いとうもろこし畑の前にあるこちらの店舗では、生、ゆでだけでなく、焼きとうもろこしも販売している。

焼きとうもろこし……実はわたくし。この焼きとうもろこしも生まれてこのかた食べたことがない。

同行してくれた妻にそういうと「え、ウソでしょ!?」とウソつき呼ばわりされてしまったが、この期に及んでそんなしょうもないウソをつくわけがない。

別に嫌いとかではなく、たまたま機会がなかっただけの話である。齢四十八にして、いよいよ焼きとうもろこしを食べる機運が高まったと言える。

店で購入した焼きとうもろこしをしげしげと眺める。これが、あの焼きとうもろこしか。

50年近く生きてきて、ついぞ破られることがなかった、焼きとうもろこしと生とうもろこしおぼこ。本日まとめて初体験することになった。

焼きとうもろこしにかぶりつく……。

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見事な焼きとうもろこし
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う、うめぇ……

焼きとうもろこし……皆さんご存知だとは思いますが、一応再確認として言っておきたいのは、めちゃくちゃうまい。ということです。

もう、何をどうお伝えすればいいかわからないけれど、よく「焼きとうもろこし味」のスナック菓子あるけれど、まさにアレの味がする。と、妻に伝えたところ「当たり前じゃん……ウソでしょ……」と、またまたウソつき呼ばわりされた上に絶句された。

いや、こんな当たり前の話であっても、実際に体験しないことには、実感は伴わないということではないだろうか。知行合一の精神である。


「嶽きみ」生でもマジで甘いです

「ゴールドラッシュ」という、生食向きのとうもろこしの品種もあることにはあるらしい。(こないだ『マツコの知らない世界』でやってた)が、この「嶽きみ」でも、生食でそこそこいけるということはわかった。

ただ加熱は、しないよりもしたほうが多少食べやすくなる。ということらしい。

とうもろこしは、もいで収穫した瞬間からどんどん鮮度が落ちていくらしいので、この季節に弘前に行く機会があれば、新鮮なとうもろこしが手に入る「嶽きみロード」にぜひ行ってみて欲しい。

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