そう言えば紐のおもちゃを切っちゃったことをまだ子どもに謝っていない。早く謝ろう。
ここまでがプロローグである。そしてここが『スリンキーをほどく』という記事の冒頭に当たる。
意気込んで始めたがどうしたらいいか全く分からない。
色が一緒で、どこがどこに絡んでいるのか分からない。
スリンキーをごちゃごちゃいじりながらTHE BLUE HEARTSの『人にやさしく』を歌っていた。「気が狂いそう」と節をつけて言いたかったので。
聞こえてほしい あなたにも ガンバレ!
頑張るとかいう問題じゃないかも。いじればいじるほど絡まっているように思えてきた。
そう、同じだ。
今やっている作業がほどいているのか余計に絡ませているのかすら分からない無力感、絡み方を理解しようとして頭のキャパシティがすぐにパンクする無力感。もう全部知っている。
10分ほどごちゃごちゃやって、動画を見てしまおうかなと思っていた時。
スリンキーの端を持ち、なんとなく指でバネのラインを辿って行ったらその動きでほどけて、反対の端まで着いた。
今まで、絡んだ部分をダイレクトに直そうとし過ぎていたのかもしれない。構造が分からなかったら、端から地道に辿れば良かったのだ。
あと、今思えば紐のおもちゃをほどこうとしている時に厄介な結び目がほどけていたかもしれない。あの時の頑張りは無駄じゃなかったのだ。
家で子どもに見せた。
「やった!」という顔をするので「ほどいたよ」と説明すると「新しくクレーンゲームで取ったんじゃないの?」と言われた。なんてこと言うんだ。
見ようと思っていた動画も一通り見た。色々なほどき方があって、自分のスリンキーの絡まり方を見て方法を決めるのが良さそうだ。まとめるとこんな感じだった。
スリンキーのほどき方
僕がたまたまやったのは3つ目の方法だった。カシャカシャ回すだけでほどけるのはロマンがあって良い。試してみたいとも思うし、もう絡まって欲しくないとも思う。
今回実際にやってみて、新しく言えるのは『別の紐が絡んだらどうしようもないから早く切ろう』ということである。
そう言えば紐のおもちゃを切っちゃったことをまだ子どもに謝っていない。早く謝ろう。
| <もどる | ▽デイリーポータルZトップへ | |
| ▲デイリーポータルZトップへ |