ふつうにおいしいよ
結論から言うと、失神はしなかった。が、おいしい。本当においしかったのだ。
しかし、かりんとうや うな重を超えるおいしさにはなっていない気もする。過剰なおいしさがなくなり、フレンドリーなおいしさに着地した。
そしてもうひとつ。普通のかりんとうは糖衣がきちんと乾いているのに対し、うなぎのタレのかりんとうはタレが乾ききらずベトベトしてしまった。
これは完全に、自分のスキル不足である。
家で揚げたかりんとうがうまいということ
スキルは不足であったが、記事を通じてスキルを身に着けたとも言える。
今回、はじめてかりんとうを自作したのだけど、砂糖をからめる前の素のかりんとうはそれはおいしいものだった。
砂糖の量を調整したり油を入れたり色々試してみたのだが、どんな配分でも大抵おいしく揚がる。
「油と小麦粉って合うのよねえ」といつか母が言っていたのを思い出した。ずいぶんざっくりしたこと言ってんな、と当時は思ったのだが、まったくその通りだ。
過剰なおいしさには限界があった
うな重は、すごくおいしい。かりんとうも、すごくおいしい。しかし、うなぎのタレをからませたかりんとうは、「普通においしい」程度であった(自分のスキル不足はさておき)。
うな重とかりんとうはおいしさが限界のところまできているんじゃないか、ということだ。
おいしさのレベルが天井にタッチしちゃってるから、どうしてももうこれ以上おいしくなれないのだ。
無理やり納得しつつ、最後に今回のかりんとう作りの手順をまとめました。簡単に作れるのでよかったらお試しください。やっぱりカロリーは相当高そうです!
おまけ・うなぎのタレのかりんとうの作り方
ネットや本で調べた かりんとうのレシピをいろいろ試して試行錯誤した結果です。
お菓子を作り慣れている方には基本的なところでつまずいていたりして恐縮なのですが、どうしてもうなぎのタレかりんとうを広めたく、ここに掲載する次第ですよ。
薄力粉 100g、ベーキングパウダー 3g、水 40gを混ぜる。塩や油、卵を入れるというレシピもあって割と自由みたいです。
まとめて少し寝かせる(個人的には寝かせなくても大して変わりない気もした)。
棒状にする。ひとつ3~5グラムくらいが丁度よかったです
最初高温で少し揚げてから低温でじっくりカリッとするまで揚げる。最後に火を強くしてまた高温で揚げる。この3度揚げというのがかりんとうの作法らしい
揚がりました。これだけで本当にとてもおいしい(細めの方が失敗なく揚がるようです)。
揚げ方が足りないとパンみたいにふわふわしてしまいました(左)。これもまたおいしいんだ。右は市販のかりんとう。さすがの揚がり具合。
タレをかなり煮詰めてからめる。煮詰めすぎるとコゲたりからみにくくなるので注意です。私はこの段階で3度失敗しました!
ちなみに、さきほどのふわふわした生地にタレをからめると塗れせんみたいな感じに。またまたそれがうまい。
なんとかしてかわかします。冷蔵庫に入れて冷やすと冷めてる間はべたつきません。写真では皿に載せていますが、乾いた後がっちがちに皿にくっつきました。なるほど、だから網というものがあるのかとガッテンした次第です。