不思議体験としては面白いので、この夏ドラゴンフルーツを買ったらぜひ皮にごま塩ごはんを入れて食べてみてください。
ドラゴンフルーツの皮っぽい器を作ろう
ドラゴンフルーツを買って、そのまま皮を器にしてしまえばいいのだろうが、ここ沖縄でもドラゴンフルーツの最盛期は夏頃。この記事を書いている時点ではまだドラゴンフルーツは売られていなかった。
しょうがないので茶碗から作ることにする。
ドラゴンフルーツに似るように、なるべく平たい茶碗を100均で購入してきた。
同じく100均で買ってきた色ねんど。
まずは茶碗の外側を細工していく。
沖縄で多く出回っているドラゴンフルーツのは果肉が赤と白(ときどき黄色もある)だが、皮の色はどちらも変わらない。しかし、実が大きくて細長いものが白、丸いものが赤とよく見たら違いがある。
今回は、白い実肉用(ごはん)が入る想定なので、なるべく細長にする。
サボテン科のくだものらしく柔らかいとげのような葉が、竜のウロコつまりドラゴンフルーツの名前の所以だ。
こんな感じか。
色を塗る。
できた。
予想以上に良いものになった気がする。
ごはんをよそう
元は茶碗とはいえ、外側につけたのは食べられない粘土。
念のため器にラップを敷いてからごはんをよそう。
でもこれだけではドラゴンフルーツっぽくない。
やはりドラゴンフルーツには果肉にたくさん詰まった種が必要。
塩とごまを適量かけてみる。
いくぞ!
完成
わわ。ちょっちょっちょーっと!
作った本人が動揺するぐらいに想像以上にドラゴンフルーツになってしまった。
よし、食べるぞ!
何があったのかというと、茶碗とごま塩ごはんで予想以上のドラゴンフルーツ感が出てしまったので、ごはんを食べたときの「白ごはん」に脳が戸惑うのだ。
目はたしかにドラゴンフルーツを見ているはずなのに、口に入ってくるのはごはん。
つまりは一度記憶されたものと違う味がしたら、脳の拒否感がすごいのだ。
あかん。このままじゃドラゴンフルーツもごはんも嫌いになりそう。
ごはんは違うお茶碗によそいなおして食べた。うん、これこれ。