特集 2024年5月15日

記事について語る~DPZアフタートーク

林:
私が紹介したいのは、うっかりデイリー2024年4月20日号の『ししゃもになります』です。

石川:
メルマガですね。

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林:
デイリーポータルZではメルマガを毎週送っているんですよね。

石川: 
はげます会の会員むけには金曜の夜、だれでも読める無料の「うっかりデイリー」は土曜の夜に配信していて、「うっかりデイリー」の内容を月曜日にサイトにも載せています。

林:
このメルマガはリレー形式で、わたしが最初に何か書いて、その文章を受けてみんなが続けるという構成です。

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林:
今回のメルマガは、私が始めたリレーの続きを読んですごく楽しかったので紹介します。 
リレー形式とはいえ、いつもだんだん話が逸れていくんですよ。でもそれでいいかなと思ってます。キッチリわたしの質問に答えてくれ、みたいなことは全然思ってなくて、変わっていくのが面白いなと思ってます。

石川: 
だいたい話がそれますよね。

林:
今回は「このテーマにしてよかった!」って思うメルマガでした。

20年ぐらい前は、居酒屋で「ししゃもになります」って言われるとびっくりしたんですよ。

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石川: 
(店員が)「ししゃもになるの!?」みたいな。

林:
でも最近慣れたし、コミケで自分でも「500円になります」とか平気で言うようになった。

石川: 
慣れましたねー。

林:
そういう話をふったら、石川くんが自分がバイトで店員の立場で、その違和感は店員側もわかってたって。そのうえで、店員視点だと「なります」が自然だという感覚もあると。

石川: 
そうです。商品をレジ通すたびに、100円、200円、500円……って目の前で金額が上がっていくじゃないですか。最終的に1000円に「なる」んですよ。

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林: 
確かになるんだな、と思って。で、さらに突き詰めると「なりました」っていうのがベターではないかって。

石川: 
過去形だから。「なりました!」って報告する。

林: 
そうだな。

石川: 
聞いたことないけど。

林: 
私はレジの向こう側の気持ちをわかってなかったんで、なるほどそういう見方あるんだな、って感心しました。

石川: 
店員のバイトしたことなかったんですね。

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林: 
いや、あったけど忘れてました。
トルーは、カレーうどん屋でバイトしてて『「カレーうどんになります」って言って絡まれたらどうしよう』ってずっと思ってたから、「カレーうどんです」って言い切ってたんだって。

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石川: 
「カレーうどんです」って言い切るパターン。

林: 
店員側の気持ちに思いが至ってなかったな、と気づきましたよ。
言う方も「カレーうどんになります」???って思うときあるんでしょうね。

石川:  
ちょっと疑問を抱く時がありますね。

林:
疑問も抱いて、なおかつサラリーマンに「なんだと?カレーうどんになれよ」って絡まれたらどうしようって、怯えていた。

石川:  
かわいそう……。

林:  
「ししゃもになります」って言い方変だよねっていう浅い考察の向こうに、怯えてる人がいたんだと思って。これは、ほんとに勉強になるメルマガだなと思いました。

石川: 
ははは。店員側はもう知った上で行動してるってことですもんね。

林: 
佐伯さんは「なります」に違和感があったので使わずに、「クロックムッシュでございます」と言っていたけど、サザエさんっぽいと思ってたって。

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石川: 
わかる。「クロックムッシュです」では丁寧さが足りないと感じるんですよね。

林:
それなのに、『「ししゃもになります」って言い方あるよね』というのは、ただのおっさんの皮肉っぽかったなと思って…。
もう、店員側も分かってて、次の工夫まで考えがいってたんですね。

石川:
「です」、「ございます」、「なりました」。各自工夫をしていて、まだ最適解がまだ出てない状態。

林:
でも最近は慣れてきて「ししゃもになります」って言われても、そんなに変だなと思わなくなった。

石川:
そうですね、定着しましたね。

林:
ふだん楽しく勝手なテーマでメルマガを書いてるんですけど、今回は教えられることがある内容だったので皆さんに紹介しました。メルマガ「うっかりデイリー」を購読していただけると嬉しいです。

石川:
パソコン版はトップページのサイドバーの下のほうに登録フォームがあります。メルマガは記事のあとにあります。

林: 
デイリーポータルZのメルマガ、未だに『Unsubscribe』を押すと一発で解除になっちゃうんだっけ。

石川: 
そうですね…。間違えて押して解除されちゃった人はお気軽に連絡ください。

林:
メルマガ送るたびに、『間違えてクリックして購読解除されちゃしちゃったんだけどどうしたらいいですか』っていうメールが来ますね。

石川: 
遠慮なくメールいただければ…!

林: 
ふつうメルマガを解除させないように、会員登録ページからできますとか、なかなか解除できない仕組みを作りますよね。デイリーポータルZは間違ってクリックしてもすぐ解除されちゃう。

石川:
デイリーポータルZのメルマガはすぐに解除できます。はげます会の退会もすぐできるし。

林: 
デイリーポータルZをはげます会の会員の人で「退会するときすごい簡単で面白かったからもう1回退会したい」って書いている人見ました。

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石川:
退会がエンターテインメント。

林: 
全然引き止めないんだよね。

石川: 
そうですね。

林:
面白いかなと思って、わざとやってるんですよね。

石川: 
退会アンケートとかもナシで。

林: 
かっこ悪いじゃん。「もうやめたい」って言ってる人に「なんでですか」とか聞くの。「おれのどこが悪かったんだ」みたいに聞くの。去るものを追わない。
……でもほんとはアンケートとったほうがいいんだろうね。

石川:
どこを重視するかですよ。

林:
UX(ユーザー体験)を大事に。

石川:
サイトが使いやすくて直感的であることが大事ですからね。

林: 
サブスクリプションのサービスをやめようとすると、急に半額コース出してくるサービスとかあるじゃん。

石川: 
ありますね。

林: 
表には出してないプランを。

石川: 
どこか忘れたけど、サービス退会しようとすると、そこのイメージキャラクターの泣いた顔が出てくるのありましたよ。

林: 
ははは。半額コース出してくるって、商売としていいの?って思うよね。消費者庁とかに怒られないのかな。

石川:
だし、半額コースのカラクリをみんなに知られたら、みんな半額になっちゃう。

林: 
デイリーポータルZは消費者庁に褒められたいよね。潔良いUXだって。

石川:
消費者庁のサイトに優良サイトとして載せてほしいです。

林:
間違ってクリックしてもメルマガが来なくなる、というサイトとして。

石川:
また購読したかったら、メールで連絡しなきゃいけない。

林: 
しかもさ、購読解除って日本語じゃなくて英語で『Unsubscribe』。

石川:
英語ですね。

林: 
英語だから、なんだろうと思ってクリックしちゃうんだよね。 あんまりUXでふざけるのやめよう…。
話変わりましたが、こういう楽しいメルマガがあるので購読してください。

今年からライターがリレー形式で参加してるから、すごい面白いんです!というわけでよろしくお願いします。


動画はこちらです。 


アフタートークいいでしょ?

こんな素敵なアフタートークはだいたい平日18時にデイリーポータルZチャンネルで公開されています。プレイリストもあります。

そして文字起こしはデイリーポータルZをはげます会で絶賛公開中。入るしかないね!

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