私はまりもを育てている
皆さんはどんなペットを飼っているだろうか。
犬だろうか、猫だろうか。それともウサギやハムスターだろうか。
私はまりも。スマホアプリでまりもを育てている。
このアプリ、タイトルはそのものズバリ「まりも」という。
育成に際してできることは名前をつけることと、水を換えること。以上である。こだわりすぎたラーメン屋の具材くらいシンプルだ。
1ヵ月くらい何もしないと水が緑色になった挙句まりもが死んでしまうので、ふと思い出した時に水を替えてあげる必要がある。名前が「二代目」の理由は察してほしい。
アプリであってもまりもは家族
アプリでまりもを育てて何がそんなに楽しいんだ、と言われると何がそんなに楽しいんだろうね、と素直な気持ちで思う。本当にその通りだと思う。
ただ、恐ろしいことにまりも育成アプリは私が遊んでいるもの以外にもいくつか存在する上、どのアプリもレビュー欄を見ると数年単位で遊んでいるユーザばかりなのだ。まりも育成ゲーム界隈は確かに存在するのだ。
人と共に生きるまりも
さらに真偽のほどは定かではないが、「まりもちゃん」というアプリの概要には “ちなみに元祖は1994年頃から公開されているume20さん作成の「養殖まりも for Windows」というシミュレーションゲームでWindows3.1用のフリーソフトです。” という記述がある。
もし本当だとしたらパソコンが一般家庭に普及しだした頃から、電子のまりもは人間の手によって育てられてきたこととなる。30年弱の間、電子のまりもは人間と営みを共にしてきたのだ。
これが「巨人の肩の上に立つ(※先人の積み重ねた発見に基づいて新たな発見をすること)」か......と思ったが、たぶん先人も私もみんな等しく水を替え続けただけだから全然違うな。
二代目(生後 2248 日) #marimoapp download-> https://t.co/eLQsL0V2bG https://t.co/eLQsL0V2bG pic.twitter.com/lllbz6qPj5
— りばすと (@Dash_Kojima) September 4, 2022
調べてみたらTwitter共有機能もあった。「#marimoapp」で検索するとみんなのまりもが見れます