観光案内所で聞いた話
駅前まで戻ってきた。お、観光案内所がある。この近くでおすすめのお店はないか聞いてみよう。
カレー焼きそばについて聞いてみたところ、
「発祥は『トミーフード』という食堂で新潟県のグルメ『イタリアン(焼きそばにミートソースをかけたもの)』に影響を受けて、1975年から提供していたのが始まりです」
「安さとボリュームから人気商品となって、会津周辺のお店で提供されるようになったようです。会津は喜多方ラーメンが有名で、カレー焼きそばもラーメンの麺を使っていて、平打ちの太麺が特徴です」
「昔は30店舗以上のお店で提供していましたが、高齢のためにお店を閉めてしまったり、もう提供してないお店も多くなってきました。トミーフードさんも閉店しまいまして…」とのことで、今はソースカツ丼を推しているお店が圧倒的に多い。
カレー焼きそばのお店が載っているパンフレットも昔は存在していたが、資料としてしか残っていないそうだ。
この周辺だと居酒屋で提供をしているお店が多く、昼間にやっているお店は数えるほどしかないそうだ。
量の多いお店で食べるソースカツカレー焼きそば
そんな中で「ちょっと離れますけど『めでたいや』はどうでしょうか」と教えてもらったお店へ行く。なんかいいことがありそうな店名だ。
店内に入ったら食べ盛りの高校生とスーツを着た社会人がソースカツ丼とラーメンのセットを食べていた。見た感じかなりの量がある。え、どのぐらいだろう、1キロ? 多分、それぐらいありそう。実際の量はわからないけど、ものすごい量だった。
カレー焼きそばも食べたいが、せっかくならソースカツ丼も食べたい、という食いしん坊が見た夢みたいな料理があったので頼んでみた。会津の名物、全部盛りだね。
ソースがしみたカツからじゅわっと肉汁とソースの甘めのソースがあふれて、そこにカレーのスパイシーさがやってくる。
あと、量が多くて、お腹がはちきれそうになっている。でも、おいしいものって食べられるから。
歩いている途中で見つけた名店
もう食べられないし歩いて駅まで帰るかと思っていたらいい雰囲気の食堂を見つけた。
中に入って「カレー焼きそばはありますか?」と聞いてみると「ありますよ」とのことで寄ってみる。
カレー焼きそばを食べるぞと思っていたら、ボリューム感のあるカレー焼きそばがここにもあった。
迷ったがせっかくならカツをのせていきたい。勝ちたいから。しかも目玉焼きもトッピングできるというので、そんな夢みたいなことしていいのか不安になったが、夢でもいいのでそちらを注文した。
お昼過ぎにきたが、店内は混雑している。そんな中、近所の常連客がお店に入ってきた。店員さんに「忙しそうだね」と声をかける。「朝からバタバタだよ」と忙しそうに鍋をふる厨房の店員さん。常連の人、店員さんに「ほら、この飴好きだろ」と言って飴を1袋あげていた。店員さんニッコニコだった。いい光景。
見た目100点のカレー焼きそば。中央の目玉焼きの下にはカツが堂々とのっている。目玉焼きの黄身をくずすという、グルメ番組で見るやつをやってみてもいいですか?いいよ。
大きなカツに甘めなカレーがよく合う。辛口でヒーヒー言いながら食べるカレーもおいしいが、懐かしさを感じながら食べる甘めのカレーもおいしい。おれ、甘いカレー好きかもしれない。
そして、焼きそばである。この麺も平打ちの太麺だ。そして、量がある気がする。でも、カレーってお腹いっぱいでも食べられる食べ物だから。
提供するお店は少なくなってきているが、あったら食べてほしい。そこには食いしん坊の夢が詰まった味があるから。
この記事と全然関係ない話をしていいですか?
コーヒーを飲みながらこの記事を書いていた。
ふと、手を動かしたときにコーヒーカップに当たって、コーヒーが倒れたと思ったらノートパソコンのキーボード全体にコーヒーがこぼれた。こういうときってキーボードにこぼれたコーヒーを見る謎の時間がある。
急いで電源を落として、コーヒーをふいた。パソコンを傾けたらすき間からコーヒーがあふれ出てきて、キーボードを押したら、そこからもコーヒーがあふれてきた。コーヒーメーカーぐらいコーヒーが出てくる。出てこないで。
そうやって、片付けをして、電源を入れたがパソコンのキーボードがが反応しない。故障したパソコンを泣きながらふいていた。(本当は泣いてない)
落ち着いてから電気量販店に行って新しいパソコンの値段を見たら、あまりにも高額で泣いて戻ってきて(本当は泣いてない)Amazonで「こんなにいい性能なのにこの値段で本当にいいんですか?」というパソコンを見つけて、今日届いた。
届いたパソコン、ちょっとゆがんでいた。打つたびにガタガタ鳴るんですけど、これってガタガタする系のパソコンですか?助けてくれ。