酒の瓶でリベンジする
どうも釈然としないので、原作に準拠して酒瓶でリベンジすることにした。
試す前の温度は26.0℃。ガラス瓶のほうがペットボトルより熱伝導もよさそうだ。なんとかうまくいってくれないものか。
ネットメディアですら知識のあるプロ/セミプロが活躍する昨今、手探りでトライする素人の姿はあまり見なくなってしまったように思う。
僕は素人の活躍が好きだ。知恵なき人の挑戦には一喜一憂がある。情けなくもリアルな感想がある。媚もてらいもない正直な人間のエグみがある。もがきがある。ハートがある。
大切なのはハートだ。心の時代だ。今は飲み物が冷えるようにただ祈ろう。ブロワーの燃料が切れるまで。
もう人類にできることは加持祈祷しかない。
加持祈祷をした。
酒は冷えてくれたのか
時間にして30分ほど放置してブロワーの燃料が切れたころ、温度を計ってみた。瓶を触った感じはだいぶ冷たくて期待が持てる。
2℃冷えていた。ペットボトルのときは2.4℃冷えていたので率直に言えば失敗だ。かっこよく言えば成長のための布石だ。
内容量も多いしそりゃそうだという気もするが、クヨクヨしていても仕方がないので試し飲んでみる。
舌先に冷たさを感じなくも…ない!!
冷えていてもいなくても酒はうまい。それで十分じゃないか。ふう。
……一息ついたところで気づいたんですが、車があるならエアコンで冷風当てればよくないですか。
20分ほど冷やした結果……
島耕作に伝えたい。車を使って飲み物を冷やすならエアコンを使ったほうがいいぞ。