お子様ランチを作ろう
ところでお子様ランチの3大条件といえば
・子どもが喜ぶもの
・大人から見て子どもに食べさせたいもの
・わかりやすく美味しいもの
ではないだろうか。この前ちょっといいお店で生湯葉の刺身というものを食べたのだが、ああいった大人ならではの理解を要する美味しさは今回に限りいったん忘れてもらいたい。
最初にお子様ランチを完成させたのは江ノ島さんだった。
コンビニエンスお子様ランチ(ファミリーマート編)
月餅:すごい!美味しそう!でもお子様ランチにしてはかなりフルスペックですね。
江ノ島:え、そうですか?
安藤:このくらい盛っちゃってる方がテンションが上がりますね。
江ノ島:バランスと見た目を重視したのでボリュームは最小限ですよ。
江ノ島:本当はエビフライを入れたかったんです、お子様ランチといえばエビフライじゃないですか。でもコンビニに売ってなかったので、エビは冷凍のエビチリで代用しました。
安藤:エビは子どものアイドルですからね。
江ノ島:ハンバーグも外せないです。あと、子どもは全員ピラフが好きです。
月餅:言い切りが気持ちいい。このポテトは冷凍ですか?
江ノ島:本当はポテトが良かったんですが、なかったのでスナックで代用しました。子どもにとってはどちらも喜びの種です。
江ノ島:足りない栄養は野菜ジュースで帳尻を合わせています。ここは親の目を気にしました。結局お金を出すのは親なので。
デザートにプリンもついていて一目見てお子様ランチと認識できる。すばらしいできである。
続いて安藤作のお子様ランチがこちら。
コンビニエンスお子様ランチ(ローソン編)
安藤:お子様ランチということで量を控えめにしたんですが、その分見た目がちょっと貧弱になってしまいました。でもわかりやすく子どもが好きなものだけを盛り込めたので、見つめているとじわじわ嬉しさがこみ上げてくると思います。
安藤:メインはカレーと唐揚げ、サイドは芋です。子どもが好きなサツマイモとポテトサラダのダブル芋。なんとかして野菜を食べさせたくてコールスローも入れました。
江ノ島:子どもはチーズが好きですよね。
安藤:あ、分かってくれましたか。給食にチーズが出ると興奮したのを思い出して。あと色合いとして緑がなかったのでメロンを入れました。
月餅:いまコンビニってメロンなんて売ってるんですね。たしかにお子様ランチなので色合いはだいじだと思います。それよりこのメイトーのプリン可愛いくないですか!メイトーっていうだけで子どもにウケそう。
安藤:思い出を優先した結果、お子様ランチというより給食の再現みたいになってしまいましたが。
最後は月餅さんのお子様ランチを披露。
江ノ島:月餅さんのお子様ランチは完成度が高いなー。
月餅:そうでしょう、えへへ。
コンビニエンスお子様ランチ(セブンイレブン編)
安藤:このサラダの盛り付けはテンション上がりますね。レタスの上にツナマヨ、そしてミニトマトだもの。
月餅:どうにかして野菜を食べてもらいたいと思って。となると絶対ツナでしょう。ツナさえあればどうにかなりますよね。コーンがあったらさらによかったかな。
江ノ島:あー、コーンは思いつかなかったけど、子どもはコーンが好きですからね。
安藤:ゆで卵も色合いと栄養バランス的に最高だと思います。僕ならまるごと置いてしまうところをちゃんと半分に割ってあるのが優しい。
月餅:親って卵たべさせようとしませんか。
江ノ島:する!とにかく卵食べろと言ってくる。
安藤:このプリンの上の飾り付けも子どもが見たら踊りだしそうな良さですね。
月餅:プリンは絶対だと思ったんです。せっかくなので飾り付けしてみました。黒いのは冷凍のチョコバナナです。そんなのあるんですね、すごいなコンビニ。
安藤:飲み物がヨーグルトですね。これは意図があるんですか。
月餅:メインがカレーなので、付け合わせはヨーグルトかなと思って。
安藤:なるほど!そういう気配りが総合的に効いてきて完成度を高めているんだ。
江ノ島:なにしろ一番コンビニ感がない気がしますね。