特集 2024年2月22日

自分のコンテストの賞品を直接渡しに熊本へ

だご汁を食べに山の中へ

パル玉を見終えて、今度は「熊本の名物を食べに行きませんか?」と誘われた。もちろん、行きましょう。

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山の中に入っていく。

運転中に「本当はいろいろと紹介したいんですよ。とにかくでかい○○(人前では言うのをはばかれる場所)とか。紹介できないですけど」と言われて「それは紹介できないです」と言った。こわい。

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『峠の茶屋公園』というところに着いた。
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お店があるようだ。
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店内に入ったらすごいところだった。かなり手作り感があって最高なお店だな。

『だご汁や』というお店で、だご汁という料理が名物のようだ。屋根はあるが、壁がほとんどなく外の風を感じる。こういうお店、テンションが上がる。さすがネットで記事を書いている人のチョイス、最高。

あと、なんだだご汁って。だご?

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熊本の郷土料理らしい。

とりあえず、2つ頼んだ。だご汁が来るまでの間、ナ月さんにいろいろと聞いてみよう。

---ナ月さんがオモコロに入ったきっかけはなんですか?

ナ月:オモコロ杯(オモコロがやっている記事のコンテスト)にも送っていたのですが、受賞することもなく、それからもnoteで文章を書いていたらお誘いが来た感じですね。

お誘いがあった時は嬉しかったですが、他の同じ名前で活動してる誰かと間違えてるんじゃないかとも心配していました。今でも誰かと間違えてるんじゃないかと思ってます。

---そういう創作に興味があったんですか?

ナ月:オモコロとか、デイリーポータルZ、探偵ファイルも見ていて、WEBでの創作活動にめちゃくちゃ興味がありました。

デイリーの自由ポータルにも送ったりしてましたよ。

WEB記事でなんか書いてみるきっかけはあまり覚えていないのですが、テキストサイトが元気だった頃に読みまくっていたのがルーツな気もしますし、mixiでふざけていたのが身内にウケたのが嬉しかったとか、そんなのがきっかけだった気もします。

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ナ月さんの顔出しができないので、筆者が頑張ってインタビューをしている様子をご覧ください。インタビューされている?

---え、すごい。精力的に活動している。今回、来る前にいろいろと聞こうと思って調べたら、スマホアプリの脚本とかも書いているんですね

ナ月:あーそれ、違う人ですね。ナ月って名前の人、ほかにもいるんですよ。そんな脚本とかかけないですよ。

---あ、違うんだ。小説とかも書いているからそういうのもやっているのかと思いました

ナ月:脚本とか小説が書けるのってすごいですよね。

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インタビューをしている側がお茶をごくごく飲んでいる。初対面で緊張をしているから。

---オモコロのネタとかってどうやって考えているのですか?

ナ月:自分の場合は読者の方からエピソードを頂いて、それをまとめる記事が多いのですが(集まったら面白そうだな~)という題材が思いついたら編集部に相談してみる感じですね。

大勢が持っていそうだけど日常でわざわざ話題にしなさそうなことをテーマにすることが多いです。

ありがたいことに毎回面白いものが大量に送られてくるので、いただいたものを読んでいる時が一番楽しいです。それを掲載できる数に絞る作業が大変です。特に面白いものだけに絞ったつもりでもあと100個も削らなきゃいけないのかよということがよくあり、めちゃめちゃ悩みながら選んでます。

---オモコロって原稿料いいんですか?

ナ月:言えるわけない。デイリーは?

---個人的には言ってもいいんですよ。給料とか全部言ってもいいけど、言ったらやばい人じゃないですか。でも、言ったら情報漏えいになるじゃないですか。

ナ月:なりますね。

そんな話をしていたらだご汁が来た。

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これがだご汁か。

これが熊本の郷土料理のだご汁である。でも、だごってどれ?

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これがだごだ。あ、よそってくれてありがとうございます。

『だご』とは『だんご』のことである。こちらのお店では極太のうどんタイプだ。そして、具材は、白菜、かまぼこ、しいたけ、長ネギ、天かす、とり肉である。具材の文字だけ見てよだれが出る。絶対においしいじゃん。

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熱々を食べてみる。
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熱いな!でもおいしい!!

お椀を手に取り、だしのいい香りがする。ひとくち食べると、あーこれはおいしいやつだ。肥後赤鶏のスープのだしが効いていて、それに野菜やしいたけのだしも出ているのか、風味豊かなスープになっている。

それが絡みながらたべるだごのおいしさったらない。これ、お酒のしめに食べられたら最高だな。

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最高だったな。
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デザートにメロンパン

最高のご飯を食べさせてもらった。これでホテルに帰ってサウナに入って寝ようと思ったら「メロンパンは好きですか?」と聞かれた。メロンパン、好きだ。

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そう答えると車で向かったのは、
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スーパーだった。

なんだ、スーパーでメロンパン? いや、スーパーにメロンパンなんてたくさん売っているだろう。それをおすすめしているのか。自分、メロンパンの中にクリームが入っているやつが好きです。

そんなことを考えていると、おすすめされたのは『ふくやまのメロンパン』だった。

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これがナ月さんおすすめの『ふくやまのメロンパン』

ふくやまベーカリーが作っているメロンパン。地元の人たちに愛される商品でナ月さんが言うには「とにかくふわふわでおいしい」とのこと。

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おいしいな...

メロン果汁を使っていない、昔ながらのやさしい甘さが口の中で広がるメロンパンである。ビスケット生地のサクサク感もおいしいのだが、パンがものすごくふわふわなのだ。噛んだ歯が喜ぶくらいふわふわしている。

甘さも素朴で、食べ飽きない、毎日でも食べられるし、食べたいメロンパンである。おいしすぎて、お土産でも買った。翌日、お土産用に買ったメロンパンを食べてしまった。それぐらいおいしい。

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食べている姿を見て「デイリーで見た光景だ...!」と言われて恥ずかしかった。

ふくやまベーカリーがある荒尾市を中心とした熊本県のスーパーで取り扱っている。ふくやまベーカリーの店舗でももちろん購入でき、全国発送もしているので気になった方は頼んでほしい。自分も頼もうと思います。

これを紹介してもらって、解散をした。ありがとうナ月さん。


熊本を観光した

こちらが賞品を渡しに行ったのにいろいろと巡ってくれて接待をされている気分になって申し訳なかった。

でも、楽しい思い出になったよ。ありがとうございますナ月さん。

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九州新幹線に初めて乗ったが、壁紙が金ですごかった。

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