デジタルリマスター 2023年11月11日

ガラスを拾いながら山に登る(デジタルリマスター)

山頂まで途切れることなくガラス

高度3600メートルを超えてもなおガラスは順調に落ちていた。そしてこのあたりから気温がぐっと下がった気がする。

気温は1000メートル高度が上がると6℃くらい下がると聞いたことがある。その計算でいくとこのあたりは2~3℃ということになろうか。加えて体ごと吹き飛ばされそうなくらい強烈な風が体感気温を一気に下げる。

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そしてそんなのおかまいなしにガラスが見つかる。

このあたりまで来ると登りと休憩とを同じくらいのペースで繰り返さないとすぐに息が上がってしまう。休まないと動けないのだが、動いていないと体温が奪われるのだ。ガラスを見つけて立ち止まるだけで、その場で凍り付いてしまいそうになる。

マウンテングラスは結局とぎれることなく山頂まで落ちていた。

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ここが山頂。神社はシーズンオフのためか閉まっていました。

なんだかんだ言いながら結局登りきってしまった。そしてまさかとは思ったが、山頂にもまだガラスが落ちていた。

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おそらく日本で一番高い場所で採取されたマウンテングラス。
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すぐそこにある火口の中はかちかちに凍っていました。
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お、大きなガラス!と思って手に取ったら、氷。

これからのトレンド、マウンテングラス

最後の方、ほとんど写真がないのは寒さで立ち止まって撮影していられなかったから、それに手袋はずすのが嫌だったから。それでも実にたくさんのガラスを拾うことができました。

山には予想以上にたくさんのガラスが落ちています。マウンテングラスを拾いながら登山することは、結果的に山のゴミを持ち持ち帰ることにもつながると思うので気がついた人はぜひ実行してみてください。

ただし高い山はやっぱり夏場に登るべきだと思いました。だってはんぱなく寒いもの。

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ビニール袋いっぱいのガラスを拾うことができました。
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