短い記事 2022年4月11日

唐辛子は酔う

酔いまっせ

稲川淳二さんは、売れない頃に安く酔うために、焼酎に七味唐辛子を入れて飲んでいた、という話を聞いたことがある。

たしかに私も唐辛子がふんだんに使われた激辛ラーメンでビールを飲んだら、ビールとは思えないぐらいフラフラに酔ったことがある。

ということはアルコールなしでも唐辛子だけである程度酔うのではないか?
試してみよう。
 

「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。

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水と唐辛子で酔う

まずは赤唐辛子を用意して…

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ホールの赤唐辛子

氷水を入れたグラスに投入する。

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凶悪な見た目だなあ
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いただきます

テキーラに対するライムのように唐辛子を、よく噛んで食べる。

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一気に口から頭の先まで辛さが突き抜ける感覚がして
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一瞬だが物が考えられなくなる

毎晩、意識をなくすまで飲むという今から思うと我ながら理解に苦しむことをしていた私だったが、酒をやめて一年半ほど経つ。

そのため、アルコールには相当弱くなっているせいもあって、唐辛子だけでも一瞬だが酔うのと似た感覚が起った。

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ノンアルコール飲料で試す

では、水ではなくてノンアルコール飲料ではどうか?
アルコールの味がするので、脳が勘違いして酔う感覚がもっと強くなるかもしれない。

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ノンアルコールハイボール
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氷の入ったグラスに入れて唐辛子投入
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いただきます

食べた唐辛子が辛くないヤツだったので、もう二本追加して食べたところ…

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時間差で、唐辛子の辛さが押し寄せてきた
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ノンアルコールハイボールを流し込む
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舌がいてえ
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30秒ほど思考停止しました。

結果、ノンアルコール飲料の効果はなく単純に唐辛子の本数に酩酊度合いは比例した。

ということで今回、唐辛子の辛さで数秒~数十秒酩酊と似た感覚が起こることがわかったのである。

ただし、酔いかたの種類としては、昔、夏の西日でカップラーメンが作れるのではないかというほど熱々になったのビッグマンをラッパ飲みして、むせて鼻から大量の焼酎をだしたことがあるが、あれと同じ酔い方であり、決して楽しい気分になったりする種類のものではないのでお勧めはしません。

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