これは食事でなく戦い
これ、戦いだな。和気あいあいと食べに来たのだが、この瞬間、のろしが上がった。やるぞ。
その食べる勢いに他のメンバーが驚き、戸惑っていた。
安藤さんは「あまりに早く食うので見ていて部長に恐怖を感じた」と言っていたし、月餅さんは「なにか大会が始まったのかと思った。始まりのゴングが鳴ったような気がしました」と言う。
それほど激しい食事をしている。ごはんって戦いだから。
崎陽軒のチャーハンは、卵に包まれたお米たちはパラパラで、エビのぷりぷり感、ネギのシャキシャキ感がそれぞれある。
チャーシューのうまみが強いのだろう、コクがあり、うまみに奥深さがある、高級感も少し感じるチャーハンだ。チャーハンだけでも食べに行く価値がある。
チャーシュー麺も昔ながらのしょうゆ味でおいしい。全部おいしい。いやー最初は食べきれるかなと思っていたが、完食できそうだ。
みんな苦戦している。「食べきれなかったら食べましょうか?」と手伝おうとしたが、「やれます。私やれます!」と言われた。いつからそんな体育会系の部活になったの?
酢豚やシウマイは部長が食べたが、みんなチャーハンは完食した。えらい。
他の人のチャーハンを食べるつもりでいたから、ちょっと胃袋に余裕がある。