DPZにはチャーハン部があります
DPZにはチャーハンを食べることを目的としたチャーハン部がある。
ライターで部長の江ノ島さんを中心に、チャーハンを食べ毎月活動報告を記事にしているのだが、実は私もその部員の1人なのだ。
幽霊部員ながら、こつこつとチャーハンを食べ歩いているので、いいチャーハンがあったらまた報告させてください。
奥多摩だとワサビや蕎麦、川魚料理なんかが有名だ。
しかし渓谷を歩き汗をかいた今、食べたいのは塩味の効いたチャーハンだ。
タイミングよく座れたが、昼時だったのでまもなく満席となった。人気店のようだ。
こうして、念願のチャーハンがやってきたのである。
さあ、食べてみよう。
お腹は十二分に減っている。
美味しい。
見た通りの美味しさだ。
脂っこくないぱらりとしたチャーハンは、食べたかったものがまさにここにある、という味がした。
次々と口に飛び込んでくるハムが嬉しい。
ハムは食感なのだ。
弾力のある食感が楽しい。時折ある焼豚の旨味も嬉しい。そこに、大きめの卵。
一口ごとに、舌も胃も心も満たされていく。
チャーハンっていいなあと思う。
レンゲが止まらない。
大盛りにすればよかった。
まさにこれだ!という食べたかったものを食べ、満足する。
チャーハンくらいシンプルかつ見知った料理だからこそ、人はチャーハンの口になるのだ。
それは旅先だって同じである。
まだ見ぬ土地のグルメもよいけど、見知ったチャーハンもよいのだ。
そんな気持ちを再確認できる、美味しいチャーハンだった。
グリーンピースが、名残惜しそうに自然光を浴びて光っていた。
口の中に入れるとコロコロして楽しかった。
そんなわけで、チャーハンも食べ、渓谷美も楽しみ、記事としてはもうエンディングといった感じなのだが、御岳渓谷にはまだまだ見どころが沢山ある。
都内だけあって、自然の中で際立つ人工物のダイナミックさも必見なのだ。
写真を整理していたら、自分でもまた行きたくなってきた。
今度は、蕎麦の口の時に行こうかな。
でも、駅前にまた別の中華料理屋があったから、そん時はまたチャーハンの口になっているかもしれないな。
DPZにはチャーハンを食べることを目的としたチャーハン部がある。
ライターで部長の江ノ島さんを中心に、チャーハンを食べ毎月活動報告を記事にしているのだが、実は私もその部員の1人なのだ。
幽霊部員ながら、こつこつとチャーハンを食べ歩いているので、いいチャーハンがあったらまた報告させてください。
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