秩父別のブロッコリー
「緑のナポリタン」に大満足したので、秩父別のブロッコリーを見ていきたい。古くからブロッコリーを育ててきた街ではない。とは言え、1988年から育てているので、古いと言えば古いのだけれど。
水稲がメインの街です!
ブロッコリー栽培は、米の生産調整による転作として始まった。1987年から試験栽培が行われ、1988年に本格的な栽培に着手している。1993年6月2日の北空知新聞を読むと関東、関西方面へ出荷しており、品質が良く市場のウケもよいとある。またブロッコリーの育成施設も建設された。
美味しかったので道の駅で買いました!
1991年のデータでは栽培戸数は76戸、作付面積は約40ヘクタールとなっている。2005年の北海道新聞を見ると栽培戸数は43戸、作付面積は約42ヘクタール。2018年は栽培戸数19戸、作付面積は約26ヘクタールとなり、随分と減っていることがわかる。
秩父別の風景!
秩父別だけが、というわけではなく、どこの地域も基本的にはブロッコリーに限らず、高齢化や後継者不足で生産者が減っているので、秩父別のブロッコリーもそういうことなのだろう。2019年に町は栽培経費(苗代)の一部助成も行っている。
ブロッコリー畑!
秩父別を走ると水田が多かった。ほぼ水田という感じ。私が訪れた時期はすでに稲刈りが行われた後だったけれど。品種で言えば「ななつぼし」が圧倒的に多く、次点が「ゆめぴりか」となっている。
じっくり観察しました!
ブロッコリー畑も見た。育っているところを見てから食べるブロッコリーは、さらに美味しいのだ。家で見るより映画館で見た方が迫力があるのと同じで、農作物も育っているところを見るとさらにいいのだ。
売り切れていた!
道の駅でブロッコリーを買えるみたいだけれど、人気で早々に売り切れるそうだ。実際に売り切れていた。ぜひ食べてみたかったけれど、緑のナポリタンを食べたし、グリーンソフトも食べました。
グリーンソフト
こちらもブロッコリーの粉末を練り込んだものだ。抹茶のような色だけれどブロッコリー。味も抹茶のようではあるけれど、ブロッコリーを感じることもできる。粉末にすることで、ブロッコリーの利用方法はめちゃくちゃ広がるのだ。
ブロッコリーアイスもあるよ!
生産者は減りつつあるようだけれど、生のブロッコリーは食べることができなかったけれど、加工品はどれも美味しかったので、今後も生産が続けばいいと思う。1996年発行の「秩父別町史続巻」を見ると1991年には「道内一の評価を受け」とある。いつか生も食べてみたい。生と言っても茹でるか、蒸すかするけどね。
ブロッコリーらー麺も買った!
羊も見たよ!
秩父別には羊がいる。戦前は農閑期に羊毛を採るために羊を飼っている農家も多かったそうだ。ただ1960年代から化学繊維の普及で廃れ、1970年代になると町は肉用の羊の飼育に取り組んだ。
めぇーめぇーランドに来ました!
ただ農家の緬羊は2004年に姿を消し、畜産振興組合も解散している。現在は羊文化を継承する観光体験牧場で羊が飼育されている。それが「めぇーめぇーランド」というわけだ。2006年にオープンした。
無料で餌がもらえます!
2011年3月4日の北海道新聞を見ると、この施設には最盛期は100頭近い数の羊がいたそうだ。それが12頭になったと書かれていた。羊肉販売の採算が合わず撤退したためだとある。ただ今も観賞用に羊はいる。
綺麗な施設です!
いますな、羊!
餌をあげる!
すっごいかわいい。品種はサフォークだ。来年は注目度が高くなるはずだ。だって未年だから。人懐っこい羊もいた。観賞用でもいいので、施設が続いてくれればなと思う。羊ってあんまり見る機会がないので、見ることができると嬉しいのだ。
めっちゃいい施設!
秩父別が好き
ブロッコリーを食べようと出かけた秩父別だけれど、調べると、どこの地域でも抱える問題があった。後継者不足だったり、高齢化だったり。ただできるものはやはり美味しい。私にできることは食べること。美味しいのでぜひ食べたい。あと、秩父別で出会った方がみんな優しかった。ぜひまた訪れたいと思った。
これも美味しかった!
参考文献
「秩父別町史続巻」秩父別町役場総務課 秩父別町 1996
「秩父別町史続巻」秩父別町役場総務課 秩父別町 2010
「秩父別町史続巻」秩父別町役場総務課 秩父別町 2026
「現代農業2024年9月号」農文協 農山漁村文化協会 2024
「農業技術体系 野菜編」農文協 農山漁村文化協会 2023
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編集部からのみどころ
北海道行きのフットワークが異常に軽いことでおなじみの地主さん。ブロッコリー食べに北海道まで行ってるのは当サイトでも記録的なフットワークではないでしょうか。
北海道に行き過ぎてもう羊が準レギュラーみたいになってきました。今回の羊も可愛いです。(石川)
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