はい、以上いかがでしたでしょうか、今週の「ちゃんとカラオケをやろう」。紅白に向けて盛り上がっていきましょう。ではまた。
人気大喜利サイト「ボケて」にて、僕の写真が大喜利のお題になっている!という情報が飛び込んできた。そこで早速見てみたところ、
確かに僕!!だったのだが、よりによって、かなりヤバい写真がお題になっていた!のにもかかわらず、ユーザーから珠玉のボケ回答がたくさん寄せられていたのであった!あらやだ!
そんないろいろ面白い事態になっていたので、今回は!
それらのボケを堪能するとともに、それらのボケって事実上「お題である僕の言動」とも言えるので、当事者として一体どれだけリアリティーがあるものなのか、実際に実践・具現化して調べてみたいと思う!
数多くの「写真で一言」大喜利が展開されているそのサイトの中で、なんかどこかで見たようなビジュアルが…と思ったら、
僕キター!!
あらまぁ。お題として僕が現れたのであった!しかもよりによって、こんな写真にて。こんなみすぼらしいランニング姿、そうない。
そもそも、これ何かというと、
以前「ひとり紅白歌合戦」をやらせていただいた際に
フレディー・マーキュリーになったことがあるのだが(実際には全くなれていない)、その時の衝撃の
みすぼらしいランニング写真、なのであった!
と、本来はそんな高貴な出自だった当写真のお題にもかかわらず、みんな好き勝手にボケてくれて珠玉のボケ回答が寄せられていて素晴らしかった。のだが、お題の当事者としては、本当に僕の言動としては現実的なのか、そのボケ自体のリアリティーが気になってしまうもの。
そこで今回は、一体どれだけリアリティーがあるのか、実際にそんなボケを僕なりに実践・具現化して調べてみたいと思う!
(…大喜利のボケ回答ってそれ自体で完結しているので完全に野暮かつ余計なお世話だが、リアル派ジャーナリストとして真摯に取り組んでいくぜッ!)
ではまず、こんなボケ回答から紹介。
●リアルボケ第10位
さっそく見事なセンスだが、確かにカラオケにこのスタイルでいたら、軍歌厨と思われても否定できないであろう。もはや敗軍の兵感すらある。
そこで、実際どれだけリアルなのか、その自覚を持って、軍歌を実際に歌ってみることにした。
!!
!!
!!
基本、知らないはずだが、
Aメロから歌詞もメロディーもキャッチ―で、なんとなく歌えてしまうのであった! 軍歌すごい。よって事実上これは真実、ということで、嵐や米津玄師並みに歌い継いでいこうと思う。
●リアルボケ第9位
へなえもん。確かにあのネコ型の登場的絵柄なのは、もっともである。へなびているけど。
では、へなえもん、実際に漫画化するとしたら一体どんなことになるのか、本当に漫画化してみたいと思う。では、漫画「へなえもん」、どうぞ。
このへな加減、へなえもんとして十分やっていけそうなのであった。
●リアルボケ第8位
言われてみれば、一世を風靡した彼の出で立ちに似ていなくもない。確かに彼とは年末の「おもしろ荘」で初対面して以来、他人ではない気はしていた。
では実際、どれほど僕はひょっこめいているのか、とりあえず真剣に実践してみたいと思う。
では、ミュージック、スタート。
チャッチャッチャ~ラチャ~♪(ひょっこりBGMはもう忘れたので各自の脳内にて。)
チャッチャッチャ~ラチャ~♪
チャッチャ~ラチャッチャ~♪
はい、
ひょっこり、
はん♪
…。
…ひょっこり顔、むかつく。
そして、ひょっこりしてはみたものの、いざ実践すると、今さらひょこっりもないだろう実感が、エグイ。
既に消え去りたくなっているが、実践してわかるこの末路感、このボケは事実だと言えるであろう。
●リアルボケ第7位
確かにアレ、だいぶ気まずいが、これほど絶悪なタイミングで来られたら、店員側の罪悪感も相当なものだろう。お互い立ち尽くしそうである。
ただ、当カラオケは、セルフドリンクバーゆえに、店員の闖入は避けられるシステムなため、その事態は避けられ大変助かった。
でも、そんなセルフドリンクバーゆえに、事実上この姿で
ドリンクのために
外に出向くことになるわけで、
それ以上に気まずい事態を強いられることになったことは、ここに記しておく。
●リアルボケ第6位
ついにはファッションショーに登場することに。どうもありがとう。何への感謝かはわからないが、実際この僕の姿だと、どれだけファッションショーっぽくなれるのだろうか。そこで実際にランウェイを歩いてみたいが、
!!
!!!
!!!
と、見事なランウェイとなったのであった。これはアンミカも大絶賛することだろう。みんな、どうもありがとう。
●リアルボケ第5位
こんな男に自撮りを問われると不快だが、ちなみに、この写真自体は、確かに自撮りである。撮影方法を客観的に見ると、こんな感じ。
セリフ機能を使いこなせるようになるほど、虚しさは募るのであった。
●リアルボケ第4位
カラオケでありえそうな会社的悲劇の見事な描写だが、
背広ともども悲壮感は妥当だと言えるだろう。
●リアルボケ第3位
裾上げ。確かに僕ファッションに疎いので、服屋のその辺のシステム、よく知らないのは確か。それゆえ
服屋に頼れないとなると、必然的に自力で上げることとなり、下からのボトムアップを試みざるをえない。その結果、やたら腰の位置が高い人、になるのもやむをえないため、もっともな事態だと言えるだろう。
●リアルボケ第2位
かなり立ち尽くしているゆえ、起きるのを立って待ってくれていた、ということだが、起きた瞬間これ立ってたら、かなり戦慄が走るだろう。
そこで、実際どれだけ脅威なのか調べるべく、誰か寝てる人間で試そうと思ったが、かわいそうなので、代わりに今回は、気持ちよくスヤスヤ寝てる
愛犬・ももにて、調べてみたいと思う。
では、この出で立ちにて、寝起きに立ち尽くしてみたら、一体どうなるのか、その真相がコレだ!
?
「目が覚めたかい?」って問いかけたけど、そもそも、目を覚まさない、っていうね。よってこのボケは、許容範囲ってことにしていただけたら幸いである。
●リアルボケ第1位
ちなみに、そもそも今回のこの悲劇的お題事態を教えてくれたのは、僕の知り合いのKくんだったのだが、
「家で『ボケて』をやっていたら、いきなりプロが出てきてすごくビビった」
とのこと。
そりゃビビるだろう。それゆえのこの回答だが、知り合いがこんなダメビジョンで、突然お題として現れるのは、そりゃダメだろう。心中察するに余りある。その節はごめん。
今後はこのようなダメな事態にならないように気をつけていきたいと思う。ではまた。
はい、以上いかがでしたでしょうか、今週の「ちゃんとカラオケをやろう」。紅白に向けて盛り上がっていきましょう。ではまた。
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