すみだ北斎美術館「北斎漫画」の企画展
少し移動してすみだ北斎美術館にやってきた。
受付で一般チケットを2枚買おうとしたところ、係員さんをちょっと困惑させてしまった。高校生だけど高校生ではないので、学生料金で入るわけにはいかない。大人です!すみません!と言ったら普通に通してくれました。
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撮影した日は、開館10周年記念として「北斎漫画」の企画展をやっていた。北斎漫画とは北斎による「絵手本」のことで、人や動物、植物、建物などなどあらゆる題材のスケッチが載っている本である。要するに「誰でもカンタン!参考イラスト集」みたいなものだ。コンパスや定規を使った丸と直線から動物を描く方法や幾何学的な模様の手本など、あまり昔っぽくないパキパキとしたイラストがたくさん展示してあった。
企画展にある展示物は、全体的に絵画というより”イラスト”という印象の方が強かったのが新鮮で面白かった。コミカルな人々やフワフワの子犬のイラストを見ていると、今も昔も同じ世界を生きているわけで見えているものも同じなのだと実感する。
ガラスケースの中の指南書を見ながらこのイラストを描いているときに「今私は北斎に指南されている…!」と思った。歴史を追体験しているな。※私物シャーペンの持ち込みは禁止だったので、スタッフさんに簡易ペンシルみたいなのを借りた
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小さい絵がたくさん並んでいるとLINEスタンプだと認識してしまう。きっと北斎が現代を生きていたら大人気クリエイターだ。みんな北斎のスタンプを使っていただろう。
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そして館内で唯一写真がOKだった「北斎を学ぶ部屋」に、北斎のアトリエを再現した模型があった。この人形は北斎とその娘さんなのだそう。息遣いが聞こえるくらいすごくリアルだった。畳の上で描いてぼこぼこしないのかな?
高校生だけど「たばこと塩の博物館」
一日に行程を詰め込みすぎてしまったので半ば早足で展示を満喫し(頼りない高校だ)、続いてのスポット「たばこと塩の博物館」に到着した。こちらも観覧時間がかなり短くなってしまったので(本当に頼りない高校だな)、やや駆け足でまわることになった。
こちらは展示スペースも特別展含めて撮影OKだったので、様子をご覧ください。
この日はちょうど企画展「片平孝写真展」の開催日だった。翌日が最終日だったので滑り込みでラッキー!
片平孝さんは写真家で、アフリカや南米など世界中の塩の産地を撮影し続けている。サハラ砂漠のキャラバンの写真がとても印象的だった。
日夜の寒暖差がとんでもない砂漠を1日50km、13時間かけて進むそう。命懸け!塩はそれだけ大きな需要があり、命懸けで運ぶ価値のあるものなのだ。
ここに来るまでキャラバンの生活を考えたことがなかった。塩が想像以上の価値をもつ世界を垣間見れたのは、修学旅行としての大きな収穫である。メモメモ。
企画展を踏まえて塩の常設展を見たら一層面白かった。片平孝さんの写真に写っていた塩の結晶や塩でできた岩塩でできた教会「ヴィエリチカ岩塩坑」の説明などがあり、さらに深掘りできたので。
ヴィエリチカ岩塩坑は、床や壁、天井、シャンデリアまで全て岩塩でできているらしい。写真で見た時は全く想像できなかったが、常設展の岩塩の塊を見たらなるほどこれは建築資材だと思った。
普段塩はしょっぱくておいしい調味料!くらいに思っていたけれど、自然由来の鉱物なんだよな。採掘や加工が必要で、さらに人間に欠かせない物質だなんて。地球と共生している。
たばこの展示室に入ったころには閉館時間が差し迫っていて、早足で数分で周った。次に来る時はたばこゾーンから周ろう…。
それでも工芸品としてのパイプがたくさん見られて興味深かった。
すー「バグパイプみたいだよね」
んちゅ「これはオタマトーンみたいですよほら」
スカイツリーの展望台で締め…たかった
博物館を出て、近くの東京スカイツリーに向かった。
んちゅ「展望台のぼれますかね?」
すー「雨だし景色真っ白かもしれないけど、どれくらい白いか見たいよね」
んちゅ「なにも見えないって割り切ったほうが面白い」
すー「えっと受付…」
そう、スカイツリーの展望台に入るチケットは、事前に予約しておかないと売り切れてしまうのだ。高校がそれを把握していなかったせいで、修学旅行中の生徒2人が路頭に迷うことになってしまった。最後まで頼りない高校だぜ。
結局お土産を買って修学旅行を終えることにした。
何歳になっても修学旅行は楽しい
修学旅行と銘打っていた(しかも制服まで着ていた)ために、ただの遊びではない充実した一日を過ごせた。本当は宿泊して夜布団並べて人生の話とか膝関節の話とかしたかったので、プライベート修学旅行もしてみようかな。
はげます会限定は修学旅行のオフショットです。
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