デジタルリマスター 2024年10月10日

ぬいぐるみにならなそうな物たちをぬいぐるむ (デジタルリマスター)

そういえば作ったことがない

蒲田のユザワヤに、材料を買いに行く。そこでまずはぬいぐるみの本をあさろうかと思っていたのだが、ほとんどなかった。本もいらないくらい、簡単なのだろうか?自分で図面をおこさないといけないのかと、店内をふらふらする。

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こういうものが「ぬいぐるみ」だよな。
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わた・わた・わた。

今回製作する候補となっている題材を頭に描き、どんな素材にするかで小一時間、トイレ行くのも忘れるほど悩む。ちゃんと「ぬいぐるみコーナー」があるのかと思って行ったら、全然違った。ワタ売り場と布地売り場の建物自体、離れていた。

ベロアにするか?いや、高いな。じゃあタオル地か?伸び縮みされると、形が崩れるのがこわい。ということで、ふつうにフェルト生地を買った。ぬいぐるみって、フェルトでもいいんだっけ?もっとふさふさしたものがいいのでは・・・と、売り場をまたぐるぐるまわる。

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あら、いいわねえー。
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えらい量買ってしまう。

布は50cm以上でしか売らないので、90cm×50cmを5色ほど買う。こんな大量にフェルトなんて買ったことがない。中学の手芸クラブ以来だ。

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うちのぬいぐるみをあとで見てみたら、フェルトも使っていた。よかった。
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試行錯誤

いざ、パターンをおこして本格的に・・・と思ったら、さっそくつまづいた。下の写真を見ていただこう。

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こんな複雑なもん、できんのか。

どうやって平面に書くんだ。3Dから2Dへ。それに、見れば見るほど複雑な物体を相手にしている。だいたい、この物体はなんなんだ、という疑問にはまた後ほどご説明申し上げます。

それに、自分には「ぬいしろ」という概念がすっぽり抜けていた。糊やセロハンテープで紙工作するときのように裁断してしまった。下の写真を見ていただこう。

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よくある展開図で安心していたら・・・
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写真ではわかりにくいですが、片方だけにぬいしろがあっても、だめなのだ。縫い目が見えてしまう。

ということはですよ。布地を切り取って、形にしていった時点で初めてわかる間違いもありえるわけで、これはたまらん作業になることだなあ。

と詠嘆しつつも、やってみたらすいすいうまく運んだ。形がどんどん出来ていくのは楽しい作業だった。次ページからは「なーにをつくってるんでしょーうか!」ジャーン。である。

⏩ 次ページに続きます

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