目をつぶるとハンダが
12時間のあいだずっとハンダづけをしていたせいで、目をつぶるとハンダの光沢とはんだ付けしたところから立ち上る煙が見える。
しかも作業中に2回ほど別の仕事で頼まれたり連絡を受けたりしたのだが、ハンダ付けに夢中になっていてうわのそらであった。すいません、きょうフォローします。

感激した。弁当屋の電光掲示板のように光っているが内容は僕がここにいることだ。この場末感あふれるサインがたまらない。
(当初の構想とは違って板が2枚になって両手で支えているのはなにかあったなと思ってください)
これで周囲が暗くても内気でもこのボードがあるだけで自分の存在をアピールできる。
暗がりでいきなり声を掛けると驚かしたみたいになってしまうが、これがあればさりげなく近づくことができる。
名前をピカピカさせながら近づいてきたら別の意味で驚かすのではないかという危惧もある。けだし正論である。だがいまは正論よりもロマンを優先させたい。そして「けだし」の使い方はこれでよかったのか。
LEDを文字状に並べて線でつなげるために裏から見ても配線がぼんやり文字になっている。しかも偶然ギャートルズ風の書体である。
矢印を使って自らをアピールする。しかも危険な香りを漂わせつつアピールするという当初の目標はじゅうぶん達成できたのではないか。
LEDで夜間対応も達成である。今回、室内の写真ばかりだったのは雨が降っていたからだ。夜間は達成したが雨は無理である。上の配線むき出しの写真を見ていただければ、恐ろしくて雨の日に外に持って行く気などなくなる。12時間かけて作ったものが壊れたら嫌だもん。
12時間のあいだずっとハンダづけをしていたせいで、目をつぶるとハンダの光沢とはんだ付けしたところから立ち上る煙が見える。
しかも作業中に2回ほど別の仕事で頼まれたり連絡を受けたりしたのだが、ハンダ付けに夢中になっていてうわのそらであった。すいません、きょうフォローします。
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