アルパカの瞳には、人間の憧れる要素がつまっている
アルパカ、勝手に羊やヤギの仲間だと勘違いしていたが、ラクダの仲間だった。
クジラやカバ、ヤギやイノシシなんかを総称する偶蹄目の中で、けっこう早い段階でラクダ亜目として分かれているので、羊やヤギにはあんまり近くない動物だそうだ。
そこで、ヤギや羊の目をみて欲しい。


実は夜になると瞳孔がひらいて●目になるそうだけど、それにしてもちょっと小さい。
次にアルパカの目に注目してみよう。





アルパカの目には、人間があこがれる要素がつまっている。

アルパカの瞳からは、人間はどう写っているのだろうか。
アルパカの下っ歯には、ちゃんと理由がある

アルパカにかわいさだけを求める向きには不評なのが、この下っ歯だろう。
歯並びに厳しい人間からすると、ちょっとガサツな雰囲気にみえてしまう。

実はこの歯、人間とちがい永遠に伸び続けるため、定期的に切らないといけないそうだ。
カットされたすぐは口の中に歯が収まるため、目立たない。

でもこの歯のつくりにも、ちゃんと理由がある。
ここではアルパカに餌やりをすることができるのだが、この下っ歯をスプーンみたいにうまく使って、小さな粒の飼料をすくいとる。
手が使えない分、口がとにかく器用なのだ。


上歯はないため、下歯でうまく食べ物をすくい、適度な大きさにカットして食べれるようになっている。

アルパカはもともと家畜として品種改良された動物だけど、たぶん歯が伸びすぎないようにいろんなものを噛んだりこすったりしているのだろう。
