記事ではまったく伝わらないのだが、とにかく温度管理が超大変だった。
暑いと溶けるし寒いと固まるので、延々とエアコンを下げたり皿を温めたりしないといけないのだ。
チョコ作りは、部屋や道具の温度もダイレクトに出来に関わるのだ。
これまでずっと高いチョコレートのことを「高いなー」くらいに思っていたが、これからは心して食べようと思う。
カラフルアルフォートを冷やしている間に、もうひとつバカでかいカラフルアルフォートを作ることにした。
もう少し大きければ、細かく船を描けるのではないかと思ったからだ。
タッパーなのでアルフォートのような凹凸はないが、代わりに細かいところも描けるはずだ。
タッパーに描きながら気づいたのだが、裏から絵をかくときは一番手前のものから順番に重ねていかないといけない。
一度描いたあとに手前のものを描くことができないので、描きながら常に「ここはもう描いていいのか?」「先に描くところはあるか?」を考えながら描いていく。
人生でこんなにアルフォートの絵について考えを巡らせたことはない。
この整える作業が本当に大変で、気づいたら3時間ぐらい裏から絵を直す作業をやっていた。
合計4時間ぐらいかかった作業もようやくクライマックス。
アルフォートを開けたときに1枚だけこれだったらかなり嬉しい。
主役だ。カラフルアルフォート、これはアルフォートの主役である。
そして大きい方もひっくり返してみる。
大きい方を見て「油絵みたいなアルフォートだな」と思ったが、よく考えたらチョコレートはほとんど油だった。
こんな形でチョコの成分を実感することになるとは思わなかった。
どちらも想像以上にカラフルにできて満足した。手間はかかるが、カラフルアルフォートはかわいいのだ。
記事ではまったく伝わらないのだが、とにかく温度管理が超大変だった。
暑いと溶けるし寒いと固まるので、延々とエアコンを下げたり皿を温めたりしないといけないのだ。
チョコ作りは、部屋や道具の温度もダイレクトに出来に関わるのだ。
これまでずっと高いチョコレートのことを「高いなー」くらいに思っていたが、これからは心して食べようと思う。
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