一面緑だ
実は筑波大学は現在の僕の妻がかつて働いていたということもあり、当時はかなり頻繁に訪れていた。でもいつも入り口付近で彼女をピックアップして学外へ出ていたので、今日歩く道はほとんどはじめての景色だ。
それでも大学を縦断する道は一本なので迷うことはない。ただ、その道を一歩踏み外すと足元がふわふわしていて(腐葉土)迷う!と恐怖心にあおられる。
街路樹が巨大なのももちろん学内を広く見せている要因だと思うのだが、その先にいちいち未開っぽい土地が広がっているのがすごい。
街路樹が巨大、と書いたが、歩いてみるとそれよりも森の中に道を通しただけであることを実感する。森の中に建物建てた、というか。
さっきも書いたとおり実は今日、筑波大学出身のライターお二人と待ち合わせしているのだが、さっき加藤さんに電話で「今周りに何が見えるか」と聞かれたので素直に「何も見えません」と答えた。
手の入っていない土地は何に使われている風でもないのでなんといえばいいのかわからないのだが、まあ「土地」だ。
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ようやく端に到着
途中で写真を撮ったりしていたので多少のロスはあったと思うが、大学を端から端まで歩いたらざっと1時間半くらいかかった。いやほんとどんだけ広いのか。
加藤さんからはさきほどの電話で「じゃあ僕もそっちの方に向かいます」という言葉を聞いてから30分以上会えていない。そしてこれから先も会える気がしない。本当に人を途方に暮れさせる広さだ。