林:今回はかなりぐっときました。にんにくまつり。いいなあ、アメリカって思ったよ。
熊:いやーたかがにんにくでもこれだけ本気でまつりをするとたのしいですね。
林:異人さんに連れられた赤い靴の女の子は、目が青くはならないけど、体はでかくなるんでしょうね。
熊:赤い靴が窮屈ではけなくなってしまいますね。
林:もうぱつんぱつんに。
熊:かわいそうですね。赤い靴の女の子。
にんにくでリースを作るテンション
林:にんにくタワーって聖火台みたいなものすか?
熊:そうです。でもなんだか匂いを放っていそうな聖火台ですね。
林:これが匂ってたらきっついなあ。
熊:こんな感じのわけの分からないオブジェはあちこちにあります。にんにくリースもそのひとつです。
林:リース、微妙にあってるのがおかしい。一見わからないよね。にんにくが入ってるって。
熊:乾燥しているから匂いはへいきだとおもうのですけどね。唐辛子との対比がきれいです。
林:アースカラーっぽい。主に香辛料のリース。
熊:いざという時の非常食にもなります。
林:これキッチンの壁において、ぶちぶちちぎって使うといい。
熊:あまり家にはかざりたいとは思いませんが…
林:ことしのクリスマスはこれで。
熊:スタミナもつきそうですね。
林:にんにく人形かわいい。
熊:なかなか良い感じですよね。鼻つまんでますが。
林:やっぱりにんにく=くさいんだ。
熊:アメリカ人の感覚でもそうみたいですね。
林:手に帽子もってる。
熊:でもこの人形自分自身がにんにくなのに鼻つまんで意味あるのでしょうか?
林:「あ、くさいのおれか!」というボケか。
熊:一人ボケ一人つっこみはむしろ日本的です。アメリカンジョークには落ちがないですからね。
林:アメリカンジョークには落ちがない!
熊:投げっぱなしですよ!
林:投げっぱなしで、ワハハハ、投げて、ワハハ
熊:アメリカのテレビのコメディでは効果音でワハハと入ったところが笑うべきところなので分かりやすいといえば分かりやすいです。
にんにくがでかい
熊:このにんにくで囲まれたにんにくハウスでおみやげを買ってみました。タマネギなみにでかいです。
林:握りこぶしよりもでかい。アメリカって工業製品がおおきいのはわかるんだけど、こういう農産物まででかいのがよくわかんないよね。
熊:ほんと巨人の国に迷い込んだかのようですよ。何もかもでかくて。こちらにきてからいつも疑問だったのはみんな異様にスタミナがあることです。
林:スタミナある、って?
熊:自転車でもすごい距離を平気で走りますし、体力が違うなあと思うことがあります。
林:自転車でどこまでも、って中学時代の僕のようです。
熊:普通のレシピににんにく1かけらってかいてあっても1かけらがちがいますからね。
林:そうか。料理の量も多いのか。
熊:料理の量もにんにくの量も多い、だからアメリカ人はタフなんでしょうね。これでまたひとつアメリカの謎がとけたような気がします。
林:熊くんスタミナついた?
熊:たくさんにんにくを食べてスタミナつけたのですが、この炎天下体力を消耗して結局プラスマイナスゼロですね。食べる量がすくなすぎました………。
林:いってこい、ですね。
熊:アメリカ人に近づくのはまだまだ遠い道のりです。