どきどきからハラハラへ
妻の機嫌に対してもどきどきだし、この記事の展開についてもどきどきだ。ダジャレの為に豚肉を買いに行くだけで何ページも使っていいものだろうか。
ようやく「ポケットファームどきどき牛久店」に着いた。歩き始めて45分。当初の予想の3倍なので、やはりいつも通りの嘘だった。
ふー、着いた。さぁ、トンカツを食べさせて妻の機嫌をとろう。レストランはどこかな、ああ、あった。
メニューはと、え、ビュッフェ?
おお、神よ。ビュッフェとはどういう事ですか。トンカツは?ねぇ、だってローズポークでしょ?今僕に必要なのはビュッフェじゃなくてトンカツなんですよ。
そんな事を考えていると後ろから、
「ビュッフェ・・・だと?トンカツは?トンカツ食わせー!トンカツ食わせー!」
と聞こえてきた。僕は、「ちょっとトイレ」って言って逃げた。トイレに逃げて電話でWebサイトを開いて調べてみると、確かにレストランはビュッフェスタイルと書かれていた。毎度おなじみ、下調べが甘かったのだ。
つまり、トンカツは無い。クソッ、まずい。離婚される。
ポケットファームどきどきのレストランはビュッフェです
トイレから戻ると妻はもうレストランの中にいて、「受付はやっといたわよ」とプリプリしながら言った。僕の心臓はハラハラだ。
「ごめんなさいトンカツ無いです。僕の勘違いでした。でも好きな物食べてください。」
「どうしてトンカツあると思ったの?」
「えーと、豚肉売ってるから?」
「バカか(笑)。ちゃんと調べろ(笑)。」
返す言葉もありません。
そうして入ったビュッフェには、あこがれのローズポークのしゃぶしゃぶがあった。バラ肉だ。
トンカツはなかったけど、ローズポークのしゃぶしゃぶは美味い
トンカツではなかったけど、ローズポークのしゃぶしゃぶは美味い。とても美味いので、試合に負けて勝負に勝ったという気持ちになった。
他にも、ピザ、チャーハン、ごはん、納豆、味噌汁、サラダ、ソーセージ、カレー、ぜんざい、コーヒージェラート、天ぷら、唐揚げ、キムチなどなど色んな食べ物があった。豊かだ。
どれも美味しかったので、千と千尋の神隠しトラップに掛かった大人みたいに食べまくってしまったブー。
ローズポークのバラ肉ゲットだぜー
腹が膨れて妻の機嫌もなおった気がする。機嫌が悪くなった女性にはなにか食べさせると機嫌が良くなるかもしれないのでみんな覚えておくといい。特に甘い物が良い。
さて、直売コーナーでローズポークを買って帰ろう。そもそもこれを買いに来たのだ。
直売コーナーでバラ肉を200g買った。この200gの肉を買いに電車で2時間、徒歩で45分掛けて牛久まで来たのだ。
ほいじゃ帰ろうか、と妻を探すと「牛久駅までバスがあるからバス停に行こう」と、いつの間にかバス情報をゲットしていた。
すごいちゃんとした人だ、この人。僕の妻とは思えない。
茨城で見た変な物特集
バス停に着くとちょうどバスが来て、僕らはすぐに牛久駅に着いた。そう、「どきどき」の最寄り駅は「ひたち野うしく駅」ではなく「牛久駅」だったのだった。どうして僕が間違ったのかは謎。
その道中と牛久駅周辺でちょっと変わった物があったので、突然ですが紹介したいと思います。
牛久はカッパの里だった
僕は牛久と言えば大仏の街だと思っていたが、実はどうもカッパの街だったらしくカッパがたくさんいた。
ローズポークのバラ肉を手に入れた我々は家に戻り、ついに念願の「ローズポークのバラ肉でバラ」を実現する。その様子は次のページで。