特集 2023年5月26日

量り売りの沖縄そば屋が最高だった

量り売り沖縄そば屋はどのように生まれたのか

そんな素敵なお店はどのような経緯でできたのだろうか。店主の我謝祐樹(がじゃゆうき)さんにお話をうかがった。

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――どうしてこのような形態のお店をやろうと思ったんですか?

今、食材の値段が高騰しているじゃないですか。で、沖縄そばが1000円以上しているところもあるって話を聞いたものですから、なんとか安く沖縄そばを提供できないかなって考えてですね。

僕はもう一店舗居酒屋もやっているんですけど、そっちは一旦臨時休業して今はこちらに専念しています。

――お店の名前が「我謝ハル子製麺」ですが、どのような由来ですか?

 僕はもともと30年近く本土の方にいて、最近になって沖縄に戻ってきたんですよ。「我謝ハル子」は母の名前なんですが、お店をやるときに名前を何にしようかと考えた時にもう亡くなってしまった母に帰ってきたよという報告じゃないですけど一緒に同じ気持ちになってお店を開業できたらいいなと思って。

――色んな具材がトッピングできて楽しいのですが、前はあったけど今はないみたいなトッピングもありますか?

最初の頃はアーサ(アオサ)があったんですけど、あまりに高いので今は出してないですね。他にも一度カレーもやってみたんですけど、カレーはさっぱりでしたね。うちで作っている麺が意外とカレーに合うのでカレーうどんみたいな感じにできるかと思ったんですけど。

最近になってもずくを出したりして、まあ色々試行錯誤しながらやってます。

――今後取り組んでみたいことはありますか?

この沖縄そばの業態がうまくいったら東京進出してみたいですね。あとはそう、ゴーヤーチャンプルーの専門店舗みたいなこともやってみたいんです。夢がありますよね。

――なるほど!ありがとうございました!


沖縄そばの量り売り、すごくいい

自分の好きな具だけを集めて、しかも料金もリーズナブル。まさに夢のような沖縄そば屋だった。以前紹介した24時間無人だったり、今回の量り売りだったりとまだまだ沖縄そば屋には可能性があるんじゃないだろうか。個人的にはもっとこのシステムの沖縄そば屋が増えてほしい(めちゃめちゃ具を乗せたい)。変わったシステムの沖縄そば屋についてはまた見つけ次第レポートしたいと思う。

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