新垣ちんすこうアイス

こちらは沖縄で有名なちんすこう「新垣ちんすこう」とのコラボアイス。

見た目は普通のバニラアイスなのだが、食べてみるとちょっとした塩味が効いており甘じょっぱい感じ。食感はねっとり系のアイスだ。

そして、アイスの中にちんすこう。ちんすこうの食感がアクセントになっていてうまい。このアイスはけっこう前からあるのだけど、現在では沖縄県内のセブンイレブンで同じようにちんすこうをまぶしたレアチーズなんてものも販売されていて、ちんすこうの伸びしろを感じる。

欲を言えば、もうちょっとちんすこうの割合を増やしてほしい。
エンダーオレンジ&バニラ

沖縄で老舗のファストフード店「A&W」のルートビアと並ぶ人気のドリンク、オレンジジュース。独特の酸味と甘味でときどき無性に飲みたくなるジュースだ。2021年に数量限定でアイスバーになったのだが、それを再現したオレンジ味のシャーベットとバニラアイスを組み合わせたカップアイス。説明が長すぎないか。

蓋を開けたらハートになっていてちょっと感動したが、きっとこれは偶然。

さっぱりとしたシャーベットとバニラアイスの組み合わせだから旨くないはずがない。オレンジジュースに入れてフロートにしてもおいしそうだ。

Orionチーズアイス

言わずと知れた沖縄を代表する企業のひとつ「オリオンビール」とコラボしたアイス。
余談だが、最近沖縄で見かける若者観光客の80%が着ているオリオンビールのTシャツは、みんな地元に帰っても普段着で着ているのだろうか。

アイスにアルコールは入っていないので未成年でも食べられるが、はちみつソースが入っているので1歳未満には食べさせないようご注意を。

上層は沖縄の島胡椒「ピパーツ」入りのチーズアイス、下層にはオリオンビール酵母を配合したタルト生地入りアイスという2層構造になっている。
ピパーツやビール酵母が入っているためか、ただ甘いのではなく後味にいろんな味がする。これは完全に大人向けのアイスである。ブランデーやウイスキーなどのお酒とあわせてもおいしいかもしれない。
それいけ!アンパンマンアイスバー

子どもはもちろん、大人も大好き「アンパンマンアイスバー」。
沖縄ではずっと昔から定番商品としてどのスーパーやコンビニにもあたりまえにあるので、これが沖縄限定だと知ったときはけっこう衝撃だった。

ミルク味のアイスの中にチョコレートソースが入ったアイスバー。
ミルクとチョコという、ともすればこってりになりがちな組み合わせなのに、絶妙にあっさりとした軽い味わい。真夏の沖縄で食べても文句なしにおいしい。

今ではあまり見かけない、あたりくじ付きなのも嬉しいポイント。
(当たらなかったけど...)
ポーラベアー

これも定番、沖縄のご当地アイスブランド、ブルーシールの「ポーラベアー」。

ココア風味のビスケット生地でバニラアイスを挟んだ、サンドタイプのアイスだ。
期間限定で様々なフレーバーが発売されることがあり、この時は定番「バニラ」の他に「ミント」「カフェオレ」フレーバーが売り場に並んでいた。過去には「ピスタチオ」「チーズケーキ」「キャラメル」などの変わり種も。

しっとりとしたビスケットに分厚いバニラアイスの組み合わせで、まったりとした甘さが楽しめる。「雪見だいふく」よろしく、どちらかというと冬にこたつの中で食べたいアイスだ。
昔はこういったパッケージではなくそのまま銀紙に包まれた状態で販売されており、「銀紙の裏についたアイスをなめるのが楽しみだった」という思い出話を耳にしたことがある。

ちなみに、沖縄県産素材(沖縄県産牛乳8%)を使用しているあたりに、ブルーシールのキャッチコピー“アメリカ生まれ、沖縄育ち”のこだわりを感じる。
おみやげに持って帰れない、沖縄滞在中だけのお楽しみ
こういったご当地アイスはおみやげとして持って帰ることが難しいので、現地を訪れたときにしか味わえないお楽しみだ。
ブルーシールももちろんおいしいし映えるのだが、コンビニやスーパーで出会える普段着のローカルアイスもなかなか乙なもの。
沖縄に住んでいても、期間限定のアイスやフレーバーがどんどん発売されるので、そのうち食べようと思っているうちに終売になってしまい悲しい思いをすることがある。
沖縄の夏はまだまだ長い。胃腸を労わらなければならない年齢になってきたが、この夏も気になったアイスは積極的に食べていく次第である。