おれは昔ラシュモアだったと言うだろう
なぜラシュモア山になりたかったのかは分からない。それができているのかどうかも分からない。
でもこの両手にほのかに残る達成感はなんだろう。
この達成感はこれからどんどん美化されるだろう。オレは昔ワルだったという管理職のように、おれは昔ラシュモアだったと言うだろう。
それだけは確信できる。
もっとラシュモア山
ここまでのラシュモア山に納得しない向きもいるかもしれない。でも大丈夫。もっとラシュモア山になれる秘密道具を前の晩に作っておいたのだ。
あらかじめ顔の位置に板がくり抜いてある。ここに顔を乗せるだけでラシュモア山だ。言ってみれば逆上がりの補助具のようなものである。
80年代のコカ・コーラのCMのような笑顔である。I feel 板。
ラシュモア山の位置決めをする。ラップでコツは掴んでいるのでほぼ確認程度である。
Photo by Winkelvi CC 表示 4.0
笑うとラシュモらなくなる。ラシュモア山になってみようとお考えのみなさんは参考にしていただければ幸いである。
