深谷ネギまみれ
深谷市で深谷ネギを堪能した。ネギ好きには大満足の街だった。ネギにまみれることができるのだ。同時に渋沢栄一のすごさも知った。新一万円札になるのだ。
今後もネギと一万円にまみれて生活できたらと思う。
参考文献
「日本の食生活全集11聞き書埼玉の食事」深井隆一 他編 農山漁村文化協会 1992
深谷の道の駅を回っていると深谷ネギの加工品もよく見かけた。同時にふっかちゃん関連のものもあった。ちなみにふっかちゃんは愛称で、名前は「ふっか」だ。ゆるキャラグランプリなどでも上位にランキングされる人気のキャラだ。
見ていると欲しくなったので私も「ふっかちゃんのクッキー」を買うことにした。道の駅に行ったらクッキーも並んでいたのだ。ふっかちゃんのクッキー、なんだか美味しそうではないですか。
深谷市は渋沢栄一の出身地でもあり、新一万円の肖像になるので、深谷を訪れると、深谷ネギやふっかちゃんと同じくらい「渋沢栄一」関連のものがあった。品名は「ふかちゃんのクッキー」だったけれど、表は渋沢栄一だ。渋沢栄一こそがふっかちゃんかもしれない。
写真のピントが「深谷ねぎのポークカレー」に合ってしまったけれど、買ったのは右奥に写っている「青淵カレー」だ。渋沢栄一の家業である藍玉をイメージしたカレーだそうだ。
食べてみると美味しい。青色ではあるけれど、クリーミーで美味しい。いま深谷は深谷ネギ及びふっかちゃんと渋沢栄一の二大看板でやっているのだ。
深谷ネギを食べに来たけれど、見ていると渋沢栄一も欲しくなる。だって新一万円札なのだ。欲しいに決まっているではないか、私は深谷ネギより一万円が好きなのだ。束になるとさらにいい。
水も買った。こちらではパッケージでふっかちゃんと渋沢栄一が共演していた。深谷ネギばかりを見ていたからか「ふっか水はネギ味なのか」と思ったけれど、普通に水だった。全てがネギなわけではないのだ。
「ねぎらい」という深谷ネギ焼酎を買った。その名の通り深谷ネギが使われた焼酎だ。飲んでみると驚く。めちゃくちゃネギの味がする。焼酎が緑色ということはもちろんないのだけれど、匂いもほのかにネギで、味はめちゃくちゃネギ。ネギ過ぎるほどネギだった。
こちらはネギ味ということはないけれど、パッケージがネギを出荷する時のよう。中はスティックシュガーだ。迷わず買ってしまった。箱には渋沢栄一とも書いてある。深谷の要素がとても強いのでお土産にもよい。
深谷市で深谷ネギを堪能した。ネギ好きには大満足の街だった。ネギにまみれることができるのだ。同時に渋沢栄一のすごさも知った。新一万円札になるのだ。
今後もネギと一万円にまみれて生活できたらと思う。
参考文献
「日本の食生活全集11聞き書埼玉の食事」深井隆一 他編 農山漁村文化協会 1992
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