豆腐にのせてよし ごま油香る 塩ザーサイと蒸し鶏のサラダ
石川:
これは絶対美味しいやつなんですけど、ちょっとストーリーがあって。
林:
あるんだ。
石川:
ぼくピータンが好きで家に常備してて、ピータン豆腐をよく食べるんですよ。
古賀:
へえー。
石川:
で、ピータン豆腐の上に野菜をかけるブームが一時期あって、最終的に行き着いたのは豆腐、ピータン、これを積み上げるっていうやつ。
古賀:
おいしそう。
石川:
なんですけど、ピータンを切らしてるときに、もう豆腐とこれだけでいいやってなって。最近豆腐にこれだけ乗せて食べてます。
古賀:
全然いいと思う。
石川:
今日はみなさん豆腐をセットでこれを。
林:
これお通しで出てきたらすごくいい店だな。
古賀:
今のところ全部居酒屋のね、ちょっと美味しいメニューですね。
橋田:
お通しだったらめちゃめちゃ高いよね。
古賀:
これはたしかに税込み270円。
石川:
僕はラー油をいつもかけるんですけど、かけると最初の味がわからなくなるので一回食べてください。
林:
これごはんじゃないの? 一食分のごはん。
古賀:
けっこう多いですね。カップに入ってるとちっちゃく見える。
橋田:
なんかこう盛るとめちゃめちゃあるね。
林:
あるね。
石川:
そうですね、ぜんぜん一品ある。
林:
手作り料理に見えるね。
橋田:
そうだよね。石川くんち来たらこれが出てきてさ。
古賀:
手作り料理。
橋田:
最初に豆腐と一緒じゃなく、このサラダだけ食べてみよう。
古賀:
そうだね。
橋田:
あ、ザーサイがおいしい。
林:
ザーサイがほどよい固さですね。
橋田:
でもラー油かけなくても、もうピリ辛?
石川:
味濃いから豆腐にかけてそのままでも全然イケる。
古賀:
はいはいはい、わかる。豆腐に味を逃がすというか。
橋田:
お豆腐と食べてみよう。あーなるほどね。お豆腐。
林:
ラー油おいしい。
古賀:
ラー油いいよ。ラー油すごいいい。
石川:
いいんですよ、めちゃめちゃいいんです。
古賀:
今までで一番何がおいしかったとかちょっとわからなくなってきちゃったな。ポテトサラダと鯖とザーサイ。
橋田:
そうだね。今までも何食べてもおいしいっていう感想しか言ってなかった。
これでこの値段は安い! ねぎ盛り ピリ辛砂ずりポン酢
石川:
では林さんのこちらを。
林:
それね。おれはこれただ単にそのままパックから出さずに食ってるだけだけど。
橋田:
これはポン酢をあとからかけるタイプなんだ。
林:
そうなんだ。
石川:
たしかにそうだ。
林:
「そうなんだ」って今知った。ポン酢かけ忘れたりするな。
橋田:
あーおいしそう。
古賀:
おいしそう。もうおいしそう。
橋田:
いいお皿にあれ乗せて、渋谷とかで出たらもう……。
古賀:
ほんとよ。そうそう。
橋田:
800円くらいしますよね。
林:
そうですね。横長の皿に。
橋田:
真ん中にね、ちょこっと。
林:
800円…680円でいいですね。
石川:
砂肝ですね。
林:
砂肝って居酒屋でしか食べないですよね。
古賀:
ほんとほんと。そうですね。
林:
二十歳ぐらいで砂肝って初めて食べなかったですか?
橋田:
ああ、小さいときなかったですよね。
林:
居酒屋で初めて食べたので。酒やめると同時にこういう文化ともお別れだと思ってたから、なんかこういう居酒屋みたいなものを酒飲まなくても食べられるんだなと思うとうれしいですね。
古賀:
全然そこは自由に食べたらいい。ごはんと一緒に食べても美味しいです。
林:
そうなんですよね。
橋田:
玉ねぎ美味しい。全然辛くない。
古賀:
ほんとね。
橋田:
ちゃんとしてるな。これどうやってるんだ?
古賀:
生の玉ねぎって絶対辛いじゃん。
橋田:
絶対辛いよね。
古賀:
辛いけどさ、喉痛くないもんね。
橋田:
すごいな。
林:
口の中に残ったネギも美味しいですね。
古賀:
はい、口がうまい。
林:
余韻がうまい。