おさんぽしよう
ゆうこさんが、「瀬田の唐橋と化けわらじは合うと思うから是非行ってみて欲しい」と言われたので、皆でおさんぽがてら行くことになった。
手をつないでくれるようになったぞ!!
「あの2人かわいい〜!」という声が聞こえてきて、まんざらでもない妖怪と子ども
道行く人に、「なんて名前の妖怪なんですか」と聞かれるので、
「化けわらじです!」
と言ったら、
「りんたろうです!」
とすぐ続けて言っており、りんたろうも妖怪みたいになっていた。
一切ビワイチをするつもりがない2人の決めポーズ
※ビワイチ=琵琶湖を自転車で一周すること
歩いていたら、だんだんと空が曇ってきた!
今日は雨が降ったりやんだりしていて、天気が安定していないのだ。雨には弱い妖怪なので、どうか降らないことを祈りたい。
でも妖怪には曇天が似合う。やっと瀬田唐橋まで来た!!
そのとき、ちょうど雨が降り始めた。すぐに雨音が大きくなりどしゃぶりになってしまったので、橋の下でしばらく雨宿りすることに。橋の下まで来ていて良かった!
やまない雨
他にも5人くらい雨宿りをしている人たちがおり、写真を撮ってもらったりした
「妖怪の力でどうにかしてよ〜」と周りの大人達から言われたが、無茶を言わないで欲しい。妖怪はそんなドラえもん的なポジションではないのだ。
雨がやむどころか、呼び寄せていると言ってもいい。今回の旅は台風とともに移動して来たようなものである。
台風で電車がことごとく止まってしまったので、りんたろうに会いに来るのも1日延ばしてもらったのだ。
前日にりんたろうから電話が来て、「湖西線が止まってるから、琵琶湖線で来た方がいいよ〜」と教えてくれた。情報ありがとうね……!!
おしゃべりしながら30分ぐらい経過したが、雨は強まるばかり。雨宿りしていたメンバーも、意を決して豪雨の中走っていく猛者が次々と現れ、少しずつ人が減っていった。
雨やまないね
でもそろそろ帰らないと、りんたろうのお友達が家に遊びに来るらしい。これはもう、覚悟を決めて帰るしかない。
そしてずぶ濡れに
家に近づくにつれ、少しずつやんできた。もう少し待っていれば濡れなかったのでは……?
ずぶ濡れになりつつも、写真を求められたらちゃんとポーズを決める、プロフェッショナルなりんたろう
流石にずぶ濡れの状態でお家に行くわけにはいかないので、友人宅には戻らず、そのままホテルに帰ることにした。りんたろうとはここでお別れだ。
「そろそろ妖怪の国に帰るね」
と別れをつげると、りんたろうは、
「わかった!じゃあね」
と、またすぐに会える感じで言った。
妖怪のお土産
りんたろうへのお土産は、わらじの妖怪が出てくる絵本をあげた。
「この妖怪と会った」と絵本を見せてお友達に話せば、化けわらじのことを説明しやすいと思ったのだ
写真を撮り忘れたのだが、ラッピングは紙で大きな葉っぱを作り、紐でしばって渡した。
このラッピング方法を「妖怪包み」と名付けて今後活用していこう
後日、ゆうこさんから、りんたろうが描いた化けわらじの写真が送られてきた。
上手……!!!なつやすみの宿題らしい
嬉しすぎたので、この絵で速攻自分用のTシャツをつくった。りんたろうの分もつくったので後日郵送しよう!
ちなみにこの絵、なつやすみ最後の日の夜に描いたらしい。やはり締切ギリギリにやるマインドは3才も大人も変わらないんだな、と謎の安心感を抱きつつ、今日締め切りのこの記事を書いている。

10/14~15に開催されるDIYの祭典、Maker Faire Tokyoに出展します!記事で作った工作を展示します。化けわらじも来場予定。
詳しくは告知ページをどうぞ!
2023年10月14日(土) 12:00~18:00(予定)
2023年10月15日(日) 10:00~17:00(予定)
※入場は終了の30分前まで
※入場にはチケットが必要です。当日まで購入が可能。チケットはこちらから