18万円のティラノサウルスを買った話～自由ポータルZ

石川大樹のコメント

いいですね。日記的な内容で、特になにかすごく変わったことをしているとかいうわけではないのですが、ふ凡社さんがワクワクしたり喜んでいる様子が素直に書き綴られていて、読んでいて楽しくなる記事でした。

……って書きながら思ったのですが、18万のフィギュア買うのって十分変わったことですよね。でも読後感として、それよりも楽しい日常が描かれているという印象でした。

これって、モノに頼り切らないで自分の中にあるもので読ませているということです。実は力量のある書き手じゃないとできないことだと思うんですよね。

自由ポータルは今月いっぱい続きますので、それまでにまた18万円のものを買ったらお送りください…！

古賀及子のコメント

「18万!?」という驚きで珍しいものが見たくて読んでいたはずが、徐々に見守りの気持ちになる、不思議な記事です。

前半、「スタチュー」が結局何なのか、素人としてやや判然としないところがあったんです。

>「スタチュー」とはフィギュアの1カテゴリで、

からの一文がちょっとあいまいですよね。ただそのまま手探りで読み進めていったところで

>横幅が1m近くもあり、重さも25kgくらい

との文章にいきあたって早い段階でもうカタルシスがありました。あ、でかいってそこまででかいんだ！ という。

そういう、おしゃべりを聞いているような独特の読み心地の記事です。

石川大樹のコメント

毎回お送りいただくYAMAさんのレポートを読んでいて、いろんな店が愛されているんだな…という感想を抱きますが、今回は特にインパクトがありました。

この一画だけなぜこんな街並みに！？という疑問と、ここに大人気店があるという意外性。結局おにぎりは登場しないのですが、奈良商店のおばちゃんとの、繰り返しの訪問で仲良くなっては来ているけど踏み込んだことは聞けない…という絶妙な距離感のやり取りなど、読みどころがありました。

さて、記事の頭の方で「焼きおにぎりのレジェンド」についての前提共有がもっとできているといいかもと思いました。僕は末尾のリンクからGoogleMap等レビューを見てみてこの焼きおにぎりがものすごく愛されていることを知りました。

開いてる店だとお客さんが並んでたりするので人気ぶりが伝わるのですが、今回は結局いけなかったので、そのレジェンドぶりが自分の思い入れなのか客観的に人気なのかというあたりがいまひとつわからなかったんですよね。

前提共有大事、ということで…！