フェリーに乗って小樽まで～自由ポータルZ

古賀及子のコメント

おもしろかったです！

はじめてのフェリーでの新潟→小樽移動、冒頭で経験者による「証言」があって、それをひとつひとつ検証していく構成にしたのが完璧でした。これによって、情報と旅情だけじゃないエンタメブーストがかかりましたよね。

記事づくりは自由研究と同じで基本的に最初に「やってみたらどうなるかの想定」をして、そこと現実との差分をすくうように書くと書きやすくなります。この記事では、想定の部分が「人から聞いた話」になってるわけですね。しかも聞いた話が「ほんとに？」と思わせる内容でもうおもしろいから強い。

聞いた話を検証する、この作り、今後わたしも真似したいなと思いました。

全体のライティングも上手です。

>東京から遠く離れた松前半島沖の海上では、夜の日本海に向かってプロジェクトXが放映されているのだな。

こんなことをこの日フェリーに乗らなかった人たちに知らせられるなんて最高ですよね。

メモをとりながらすごしたのでしょうかな、全体的に記憶のゆきとどいたライティングができていて上手だなと思いました。

石川大樹のコメント

面白かったです。トータルとしては楽しかった思い出として書かれているのですが、場面により「ああ、これが波なんだ。」という悟りであったり、感動（夕日）を逃す、静けさ、恐怖……一晩の経験の中でいろんな感情が生まれては移り変わっていく様子が丁寧に描写されていて、これはいい旅行記…と思いました。

それでいて古賀の言うとおり、証言の検証という形で短くトピック分けされていることで、サクサク読める読みやすさも両立されてるんですよね。この両立って相当書きなれている人でもなかなか難しいところだと思います。

また、記事中は検証なんですけど、最後のまとめのところでは検証結果ではなく、新たな自分の「証言」として提示されているのも小粋でいいなと思いました。

素晴らしいレポートでした！

古賀及子のコメント

おもしろかったです！ 偶然わたしは「パワーパフガールズ」リアタイ勢なんですが、作品をロジカルに語ってこなかったことを恥じました。

>魅力1. 敵の倒し方が暴力

ここでもう筆力があるのがわかります。

臆せず自信をもって書ききっているところも頼もしくてよ良かったです。

デイリーポータルZとしてはライターさんは自ら体験したことを伝える記事を入り口に登用したいと考えておりまして、TEAMラゲシマさんもよかったらぜひ体を動かした記事を投稿していただけたらうれしいです～！ 

石川大樹のコメント

笑いました。作り込まれた記事で、面白いところはたくさんあったのですが、僕は「僕の脳内に電流が走りました。（比喩です。）」で吹き出してしまいました。誠実か。

あと先生役の人の表情の安定感がすごいです。怒ってる写真が全部同じ画像じゃないか思わず見比べてしまいました。

こっそり水を飲む方法が2つ試されていますが、どっちも異常な感じのやつじゃないですか。一つ目に普通っぽいのを入れて３つにするとあとの2つが引き立つかなーと思いました。

また、かなり勢いのある原稿ですが投稿の際の通信欄が非常に丁寧に書かれていたのもおかしかったです（メタなコメントで恐れ入ります）