石川大樹のコメント
もはや定番化しているおがわしゅうさんの古いロゴ探しですが、その探しぶりがついに一線を越えたというか、「こんなもんよく見つけたな…！！」的な物件続出で底力を見た思いがしました。「白塗りで覆われているのだが…」の看板とか、銀座のちっちゃいロゴとか。ほんとよく見つけたな…。
もはや郷愁とかなつかしさを超えて、執念を味わう記事となっておりました。
【入選】変更から14年 「昔のドコモのロゴ」はいま
［投稿者］おがわしゅうさん （おがわ収蔵館）
［コメント］「昔のドコモのロゴ」覚えてますか？ロゴ変更から14年、街中で昔のドコモのロゴを探すドキュメントです。覚えていない人も、意匠の良さに溺れてください。
古賀及子のコメント
石川も書いているとおり、その探しぶり、執念に圧倒される記事でした。
5年前にいちど記事としてまとめながら、その後も追い続ける使命感にも脱帽です。
記事には
>続けたくなる何かがある
>だから、これからも相も変わらず集めていくんだ。
と、ライフワークとして旧ロゴを追いかけている様子がしみじみ伝わってくるんですよね。どうしても体がうごいてしまう、いたしかたなさから発生した記事の味わいがありました。
5年前との観察に加え、新たな発見報告や、自分のスマホを旧ロゴ化したり見つけたい人へのアドバイスがあるなど単調にならない構成も豪華であふれる思いが伝わりました。
【もう一息】カップラーメン汁ハネ選手権〜どうして汁はハネるのか〜
［投稿者］ものもさん （note）
［コメント］カップラーメンをひたすらに食べ、1汁ハネを1ptとして計測した後にランキングにしました。そこから各々のスープや麺の条件などを加味して汁ハネの理由を考察しました。
石川大樹のコメント
こちらも執念の長期実験という感じで、恐れ入りました。そんなにカップラーメンの汁はねを気にしたことがなかった…。
まずは実験の物量で圧倒されますね！データのとり方も主観ながらも網羅的でよいです。
考察パートが長く、そしてそこでおしまいになっているので、読み物としてすっきりしない感がありました。考察は長くならない程度にさらっとやって、それをもとに再検証の実験をやると締まる記事になるのではないかなと思います。
石川大樹のコメント
AI画像生成、めちゃくちゃ話題ですね。技術系の話題ですがおもしろ記事にもかなり使えそうで、可能性を感じる技術です！
さてこの記事ですが、絵文字にしたところがいいですね。ただイラストを作って「すごい」「おもしろい」で終わらずに、実用につながているところがいいです。
惜しいところとしてはできた絵文字をただ並べているだけなので、なんらかのコメントが欲しいところ。解釈があるといいんですよね。
あとは繰り返しますが絵文字で実用につながっているところが面白いと思ったので、実際に使ってみるパートがあるといいかなと思いました。
Tips:コンピューターやネットの話はいったん外に出す
今週の投稿でいうとAI絵文字の記事がそうですが、インターネットやコンピュータ等の技術的な話題って、それだけで終わると机上で書いた記事って感じになりがちで、おもしろ記事としてはちょっと物足りなくなりがちなんですよね。
そこから一歩進めて、例えば人に見せてみる、絵文字だったら実際使ってみる、ツールを作ったんだったら日常生活で活用してみる等すると、現実世界との接点が生まれてリアリティのある記事になります。
技術の話って知ってる人しか知らないじゃないですか。現実世界って全員が知ってるから、知らない技術を使ってても最終的に現実につなげれば、共感ポイントが生まれるんです。
ではまた来週！
