自由ポータルZ 2020年11月20日

非接触体温計のマナー・超レアな宿泊施設「客舎」~自由ポータルZ

こんにちは、編集部 石川です。

いま、自分の中ですごい砂時計再評価の波が来ています。

舌下免疫療法というアレルギーの治療をやっているんです。毎日、薬を口の中で1分間保持しなきゃいけないんですが、1分間って意外に計るのが難しいんですよ。時計でやっても待ってるうちに何分から始めたか忘れるし、都度スマホでタイマー設定するのも面倒。

そこで砂時計を買いました。1分計が売ってなかったのでわざわざ中国から輸入です。これはいいですよ。ひっくり返すだけで時間が計れるんです。まじで便利。みんな、いまこそ砂時計を買おう!

ということで今週の自由ポータルです。

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【もう一息】そろそろ非接触体温計のマナーを決めよう!

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[投稿者]つりばんど岡村さん (日本海ぱんく通信
[コメント]すっかりに当たり前の光景になった非接触体温計での検温のマナーを、勝手に決めました。

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林雄司のコメント

後半、ぐだぐだになっていくところがつりばんど岡村さんのテイストですね。誰も審査員をやってくれないので近所の自転車屋さんのおじさんに頼む展開が意外です(なんでだよ)。

おもしろいのですが、ぼんやり読んでいると振り落とされるぐらい意外なので、「なんで自転車屋なんだよ!」「答えてくれないじゃん!」とつっこみ多めにいれると読者の戸惑いが減るかもしれないですね。

最初の審査会のイメージ画像はきっちり作る(ふざけたことをまじめにやる企画なのでディテールはまじめな方がいいです)、キャプションの位置が分かりにくいなどの技術的な問題はありますが、それは覚えればいいだけの話なのでクリティカルではないです。

……しかし、改めて読んでますが自転車屋のおっさんに聞いて怒られて終わりっておかしいですね。これすごい記事なのかもしれない…と迷っています。
(でももう一息です) 

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石川大樹のコメント

前にも別記事のコメントで書いたかもしれませんが、つりばんど岡村さんの良さは迷いのなさですね。体温計を奪い合うときの動き、プロに断られてからのあきらめなさ(からなぜか自転車屋に行くのも笑いました)、そして自転車屋のおじさんへの食い下がり。どれも迷いがなくてすがすがしいです。

林も書いてますが、悪いマナー紹介のところでだんだん文字と写真の対応がわかりにくくなりました。太字に丸数字がついていて小見出しっぽく見えるのに、実際には画像キャプションであることが原因ですかね。キャプションらしく普通の字で画像のすぐ下にくっつける(そして次の写真とのあいだはちょっと開ける)か、このままのフォントにするなら文字を画像の上に持ってくるかするといいと思います。

 

【もう一息】【青森県】超レアな宿泊施設「客舎」とは?自炊&外湯のスタイルを体験してみた!

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[投稿者]YAMAさん (週末大冒険
[コメント]10年後には無くなってしまうかもしれない、客舎という宿泊施設での宿泊体験です。

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古賀及子のコメント

客舎、めちゃめちゃにかっこいいですね……。

図解が効いていますね。コンパクトな温泉街の様子、宿泊先の客舎の間取り、自炊の水道のくだりの謎解き感など、書き手としてのサービス精神が感じられ、読み手側もありがたく受け取りました。

せっかくなので推敲するときに「ふつうの感想をはじく」作業をしてみると良くなるかなと思いました。

>他には何もいらなかった。
>何者にも縛られていない。
>全てが最高だ。

このあたりです。素直にそう感じたから書いているだろう部分で悪くはないのですが、こういうところは工夫のししろが残っているのでチャンスです。

>早く寝るということ自体にワクワクを感じている

ここが、すごく上手に心情が汲めているので、これくらいの精度の感想が入ってくると全体の印象が濃くなります。

 

Tips:同じ角度から写真を撮る

すごく応用範囲が狭いノウハウですが、昨日撮影していて思ったので書かせてください。

例えばボードゲームの記事を書くとしましょう。テーブルに4人すわって、盤上で順にコマを動かしていく。このとき、各プレーヤーの視点で写真を撮りがちじゃないですか。そうすると、読者から見ると写真によって盤がくるくる回るので、ぜんぜん戦況が把握できないんですよね。

なので盤面の写真は常に同じ方向から撮って、プレーヤーを見せる写真はまた別途とった方がいいわけです。

ちなみに昨日やったのはテーブルいっぱいにものを並べてゲームをするような撮影で、これはもうカメラを固定にして、カメラの正面の位置に出番の人がどんどん入れ替わっていく形で撮りました。こうするとゲームの状況は固定で見せられつつ、人も見せられるので。

ゲーム以外にも応用の利く場面がありそうな話なので、使えそうな機会があったら使ってみてください。

ではまた来週!

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