2020年6月26日
石川です。胃の調子が悪く、病院で胃薬を処方されました。寝る前に夜中に飲酒してませんか？とかいろいろ聞かれたのですが、本当の原因は、クエン酸を飲みまくっていたことだと思います。水に溶かして飲むと疲労回復にいいと聞きますが、すっぱくておいしいのでドバドバ入れてました。酸なんですよね…。
今週の自由ポータルです。
自由ポータルZは毎週金曜日に更新の記事投稿コーナーです。読者の方が執筆した記事をご紹介しています。
わ～～っ！ これはいいですな～～っ。
冒頭「かみれんじゃくだいろくのはし」の写真でもう笑いました。画のインパクトが完璧なうえ、じゃあほかの番号の橋はどうなってるんだろう？ という流れが説明されずとも期待できてするっと入っていけます。ネタに強度がありました。
とはいえネタ頼みだけなのではなく地肩の強さもきちんと感じました。「かみれんじゃくだいろくのはし」の良さを熱く分析するところ、良さをふまえて再度引きの写真を載せるなど上手です。
続く捜索もロマンと意外性が続いて文章にもテンポがあり面白い運びでした。役所に電話するなど経緯を調べればすぐにでも企画記事になりそうです。終わり方もしびれました！（きになる！）
良い文字ですね。これは確かに集めたくなります。
世田谷の史跡には石碑が立っているのですが、「二子の渡し跡」も「東条英機邸跡」も同じフォントで面白くありません。
さて、記事はずんずんと探検気分で歩いている雰囲気が共有できておもしろかったです。
いいのが来るか来るか…フリー素材ー！！みたいながっかり感も。
これだけ調べたので、最後に橋の位置や文字の傾向などのまとめがあると良いと思います。
順番と文字に相関がなくてもいいんです。相関がなかった！というオチになりますから。
とりあえず、最後になにかまとまっていると読後の満足感が違います。
後半の細い橋も最高ですね。
［投稿者］滑川なまりさん （滑川なまりのnote）
［コメント］アポロチョコ、どうしてあんなに惹かれてしまうんでしょうか。わき出る思いを胸に工作しました。
きゃわわだ……。かわいいものがあったらマトリョーシカにするというのは大変に正しい態度ですね。見習いたいです。濃いアポロや逆アポロを入れるのも上手で憎い！
やっていることはとても面白いし上手なので、文章がもう少しついてくると最高だなと思います。特に冒頭のあたりに一般的、門切り型のような部分があるので、そういうところを積極的につぶしていくといいです。「頭がしびれるあの甘さ」はとても良いので、それくらい自分の言葉で自分ごととして書いていくと良くなります。
かわいいですね！工作は見た目が８割です…！
マトリョーシカを開ける様子がアニメーションになってますよね。一番かわいく見せる見せ方を心得ているな、と思いました。
アポロチョコの色違いの部分を防止に見立てて、帽子を取る→マトリョーシカ、と自然につながっているのもよいです。
あとは文章をさらに具体的に書くことを意識するとさらに良くなると思います。具体的なやり方については古賀のアドバイスのほか、記事末のTipsにも書きましたので、ぜひお読みください…！
文章をおもしろくするといいと思うんです。面白くするというとつい冗談を足すとか、そういう方向で考えがちなのですが、必ずしもそういう足し算ではないんです。同じ事象に対しても、面白く感じさせる書き方というのがあるんですよね。
それが、「比喩や、見立て（ほかのものになぞらえる）を使う」です。
たとえば今日ご紹介したアポロチョコの記事、完成した作品を見て「バーバパパみ感じる」とあります。これを「３Ｄモデリング覚えたての人が回転ツールだけでバーバパパを作ったらこうなりそう」とか「重力が３倍の星で地面まで垂れ下がってしまったバーバパパのよう」みたいに、具体的に書くと、それだけでユーモアが発揮できますよね。
その時のポイントとしては、たとえ話は極力具体的にします。さっきの例で、「３Ｄモデリング初心者が作ったバーバパパ」だとイマイチよくわかんないんですよね。「回転ツールだけで作った」が具体的なイメージのところなので。文字で読んだら絵まで見えてくる書き方が良いです。
とかいって全文ずっとこれやってるとくどいんですけど、要所要所でスパイス的にこういうの入れていくといいと思います。
ではまた来週！
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