自由ポータルZ 2019年6月21日

360度の自撮り・ケシの花見・太宰治とラオス人~自由ポータルZ

こんにちは、石川です。週末に熱が出て解熱剤を飲んだのですが、ついさっきまでだるかった身体がどんどん楽になっていくあの感じ、これなら何でもできるじゃん!という万能感、あの瞬間がたまりません。頭はぼーっとしたままなのですが…。数時間後に訪れる、強烈な悪寒とともにみるみる体がだるくなっていく感覚も他では味わえないものです。風邪エンタテインメント。

では今週の自由ポータルです。

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【もう一息】僕は360度の自撮りをしたい

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[投稿者]前巛K屋さん (働くかもわからん
[コメント]360度カメラを購入したので、活用してみました。

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林雄司のコメント

360度とかVRってなかなかネタになりにくいんですよね。技術的なすごさと笑いって相性が悪いと思います。
笑う前に感心されてしまいがちで、上手いだけの物まねのようです。

ですが、この作品は笑いました。こんなにトラウマチックな全天球画像は見たことがありません。
百目鬼という目がたくさんある妖怪を思い出しました。別に目があるわけではないのに。
そもそもこれは自撮りなのか、全部写真でよかったんじゃないかとか気になる点はありますが、その破綻したところも良いです。
おもしろけりゃいいんですから。

文章の書き方はちょっとくどいですが、表情、企画全体に濃いので統一感があるっちゃあると思います。

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石川大樹のコメント

「誰も見たことがないものを作る」「誰も体験したことがない体験を作る」という行為にはかなりの価値があるなと思っていて、完成した360度写真を開いたときに、これは誰も見たことない絵だな、と思いました!それがあんまり高尚な形じゃなくて、雑で笑えるものである点も良かったです。

改善点としてはせっかくそこまで到達したのに感想があっさりしすぎというか、「こっっ(中略)っわ」ていう感想は誰でも感じるやつじゃないですか。でも他の誰にとってもこの顔は他人の顔ですが唯一、前巛K屋さんにとってはこの顔は自分の顔なわけですよね。そこで感じるものが何かあるはず。そういうところを捨てずにしっかり文字にぶつけていくのが大事ではと思いました。

 

【入選】麻薬専門家と行く!ケシの花見ツアー

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[投稿者]少年Bさん (CRAZY STUDY
[コメント]ケシの花見に誘われたので行ってきました。

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古賀及子のコメント

おもしろかったです! 東京都薬用植物園といえば先日デイリーポータルZでもmegayaさんの記事でおせわになりましたが、この手の企画はやはり有識者の方の語りの興味深さが火を吹きますよね。

植物園で麻薬の実物をみながら専門家が解説してくれるというぜいたく、堪能しました。専門家の話以外にもケシが厳重警備下で栽培されている様子など一番見たいところがレポートしてあったと思います。

「麻薬」というワードにインパクトがあるので騒ぎすぎると興ざめになる部分が要注意な企画でしたがその点のコントロールがうまいですよね。モニタの向こうの冷静な目線を意識したんじゃないでしょうか。その分、ページ送りの部分で「>>次ページ、麻薬<<」などガチッとテンションを上げるのがよかったです!

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石川大樹のコメント

古賀も言及してますがmegayaさんの記事に出てきたところで、その時僕も同行したんです。ここって麻薬は厳重に警戒されてますが毒草は全くのノーガードなんですよね。どちらも犯罪に使えるものなのに。毒草ってここで警戒しても意味がないくらい、自然界にありふれてるんだな…と感じました。

いや僕の感想はどうでもいいですね。そのときにそりゃもうたっぷり専門家の話も聞いたのですが、今回は同行者が麻酔医ということでまた違った切り口で語られているのが面白かったです。3時間もかけて回ったとのことですが記事ではボリューム過多になることもなく、面白いところだけしっかり編集できており慣れを感じました!

 

【もう一息】太宰治とラオス人を戦わせてみました

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[投稿者]森木さん (森木製菓
[コメント]太宰治を読むと暗い気持ちになるアレをなんとかしたかったのです。

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古賀及子のコメント

珍しい記事ですねこれは!

太宰治を読むとうなされるという超個人的かつエモみの強い話と、ラオスの見知らぬローカルカルチャー(「ズンバ」の異文化度の高さよ!)を組み合わせる、こんな企画なかなかないです。

インターネットのよみもの記事界では以前に比べて海外ネタが珍しくなくなり読み手が付きにくくなってます。そこを突破する可能性を見た思いです。

今回は個人的な話の側に少し入って行きづらさを感じました。もう一歩だけ一般性に歩み寄るとよさそうです。

 

なるべく早く本題に入る

記事書くときについつい冒頭でつらつら説明を書いてしまいがちなのですが、なかなか本題が始まらないと読者は飽きるので、最低限の説明だけしたらできるだけさっさと本題に入った方がいいです。
でもどうしても説明したいことってあるじゃないですか。企画を思いついたきっかけとか。そういうのは冒頭に入れずに、本題の途中で余談として入れます。大事なのは時系列が崩れることを恐れないことです!

というわけでまた来週!

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