自由ポータルZ 2019年5月10日

伏線見破りパーティ・短歌初心者ワークショップ~自由ポータルZ

こんにちは、石川です。みなさまGWはいかがお過ごしでしたか。僕は実家に帰って地元の電車に乗りました。車社会なので住んでても乗らなかったんですよ。今回初めて乗ってみたところ、ものすごいローカル線で驚きました。渓谷とか通る感じの。地方取材とかでローカル電に載るたびに「こういうところで生まれ育つとどんな感じなんだろう」と思っていたのですが、それ、僕のことでした。なるほど、こういう感じかー!

というわけでGWにいただいた投稿の紹介です!

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【もう一息】裁判官の木槌「ガベル」でいろいろ静粛にしたい

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[投稿者]こやしゅんさん (CRAZY STUDY
[コメント]たくさん叩きました。何度か「静粛」を「粛清」と書きそうになりました。

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古賀及子のコメント

これは強い! やっぱり「アレのやつ」のネタは鉄板ですね~~っ。

こういうのはまず「アレあるじゃないですか」ではじまって、その名前が明らかになり、Amazonで買えるんです、というところまでがネタ記事の冒頭の定石みたいなところがあると思います。「ガベル」がそこにバシッとはまるネタだったのできれいに冒頭がきまりました。

で、ここまでは安全で、そのあとどう展開するかが腕の見せどころになるわけですよね。

バンドを静粛にさせるのは本当に静粛になってちょっとしょんぼりしたのが笑えました。
サクッとガベルを楽器にしちゃうおきて破りを早くもぶっこんだのもよかったです。

ゲームのくだりは状況理解が必要で、オチのアレクサまでたどり着くのにちょっともたつく感じになってしまっていたように思います。人が集まっているので単純に騒いでもらって静粛にする、それで実験「1」にもってくるとよかったかも。

あとは犬がめちゃめちゃかわいくてずるいです。

 

【入選】「伏線見破りパーティ」で、靴を削り時計を自作する人が出現した話

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[投稿者]堀元 見さん (こっちは遊びでやってんだよ!
[コメント]映画とかでよくある「伏線」が自分の身に降りかかったらどうなるんだろうと思って、皆が伏線を用意してくるパーティをやりました。「ジップロックから出てくるビーフジャーキーは絶対人肉」という決めつけが発生して面白かったです。

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石川大樹のコメント

序盤で「そんなのわかる??」と思ってイベントの趣旨に懐疑的だったのですが、タヌキで噴いてしまいグッと引き込まれました。その後読み進むにつれて情報が増えてくると、推理の楽しさがわかってきて、それからは最後まで一気でした。企画に手腕を感じます。
まとめ方も全体にうまいなーと思ったのですが、まずネタばらしをわりと序盤からちょくちょく入れていくじゃないですか。それで推理する楽しみがしっかりわかりました。単純に時系列で書くと最後に答えをまとめちゃうんですけど、そうすると最後しか面白くないんですよね。ちゃんと序盤から、面白さを小出しにしていく工夫がされていると思いました。

 

【入選】初心者向け短歌ワークショップに短歌初心者が参加したら、ちゃんと短歌が詠めた

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[投稿者]高下龍司(koge)さん (TANKANESS
[コメント]短歌という未知の分野に突入してきました。

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石川大樹のコメント

すごくピュアに、楽しさがしっかり伝わる記事でした。序盤読んだ時、小説??と思って懐疑的だったのですが(なんでこんなにひねくれてるんだ)、そこからフレーズを抜き出して整理して…の段階でパーッと扉が、短歌の扉が開いた感じがしたんですよね。で、そこで高下さんが同じような気持ちでいるのが記事から見てとれて、シンクロする気持ちよさがありました
こういう没入感というか、感情移入できる記事はいい記事だと思います!

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林雄司のコメント

僕が気になったのは最後にもういちど行っていることです。

初心者がなにかできるようになる、というよくあるレポート(すいません)じゃなくて、本当に興味を持ったんですよね。

ライター・編集者が「おもしろい」と言うときって、本心からそう思っているときのほかに『これ受けるぞ…』と思っているときの2種類があります。
職業病で本心なのか受けるからなのかが分からなくなっている人も多いと思います。
でも、受けるを分析したコンテンツよりも本心がはみ出してる迫力のほうが好きなんですよね。

そんなことを最近考えていたのでこの作品を選びました。

途中の幼少期のフラッシュバックの記述や写真が手元ばかりなのがリアルなんですが、短歌という題材が地味だからもっとくどく書いてもいいと思います(受けを意識した発言)。

 

解釈する

「面白い記事だけど、書き手がうまいのではなく取材対象が面白いだけ」というパターンがあるんですよね。別に読み物としては記事が面白ければいいのですが、こういうコーナーで記事の投稿を見ているときは、ライターの力量に注目して見せていただいています。

そういうとき「おっ」と思うのは、ちゃんと書き手の解釈がかかれている記事です。たとえば今日の伏線イベントの記事でいうと、「Tips:ジップロック的な袋で持ってくる肉は絶対人肉」「ルール違反ではあるがルール違反であること自体が作品になっている」みたいなの。ただあった事実ではなくて、筆者の解釈じゃないですか。こういうのがあると、うまいなーと思います。

ではまた来週!

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