2019年4月19日
石川です。職場デスクの自分と隣人の陣地の中間くらいに置いてあって、どっちに所有権があるのかわからなくなってるものってありませんか。お互い「自分のじゃない」って思ってずっとそのまま放置されてるような…
僕と編集部の藤原のデスクの境界に、以前献本で届いた某宗教団体の本がずっと置いてあります。社内での評判に影響するな、と思いながらも放置すること数か月。ついに本日、一念発起して処分しました。空いたスペースには花瓶でも置きます。
［投稿者］おがわしゅうさん （おがわ収蔵館）
［コメント］「出没！アド街ック天国」のランキングって、なんだか不思議ですよね。時折ぼんやりした概念のような項目が紛れているような… 独自にランキングを作成し、’概念’の項目を再現しました。
1位「豊洲ライフ」。もういきなりつかまれました。ありますねー、概念のランキング……！
なんとなく感じていたけれど言語化できてなかった人が多いあるあるなんじゃないでしょうか。いいところに目をつけたと思います。
深堀しすぎずに自分の企画に振れているのもいさぎよくてとても上手でした。
見附市のランキングがまた魅力的で、「ミルクヨーカン」がいきなり気になります。概念で押さずこういうところで記事に魅力が付加できてるのよかったです。
「ちょっぴり概念」という新ジャンルもここで投入されて、あるあるの強度が高まっているのも感じ入りました。
最後の、1位がスポット名そのものなのもいいアド街あるあるで上手に締まってました。
テレビネタをいじるときもこれくらい太いと成立するなと思わされます。
［投稿者］ジーンさん （genelog）
［コメント］学食でみそ汁を運ぶとき、必ずといっていいほどこぼすので、いっそのことエクストリームスポーツにしてみました。全編、「席がない」みたいな絵面になっています。
味噌汁持って歩く、という企画で面白いなとは思ったのですが、距離が3キロ超でまず笑いまして、そのあと歩き出したら雪積もってたところで噴きだしました。行が険しすぎる。
とはいえこういうの、キツくすればいいというわけでは決してないんですよね。キツくして「何やってるんだろう…」みたいなの入れがちなんですけど、そういう屈託が全然ないじゃないですか。全体的に無邪気な感じがして清々しかったです。楽しそうだし。
通常の原稿も書いているジーンさんが個人ブログでこちらに登場。おもしろかったので紹介します。
デイリーの原稿よりも力が抜けていて、それがいい結果になっている気がします。参加している人も感じが良いし楽しそうだし。積もった雪も楽しげな雰囲気といい対比です。
担当編集としては通常の原稿で余計なプレッシャーをかけてしまったのではないかと反省しました。
最後の茶番みたいなオチも気にならないのは前半で楽しげな空気感を伝えているからでしょうか。原稿料払ってる原稿じゃないという気軽な視点で見れているからかもしれません。
今日のジーンさんの記事が楽しそうで、清々しくていいなと思いました。
よく何かするうえで辛かったことを強調して書いちゃう人がいるのですが、そういう記事っておもしろいようで面白くないんですよね。そりゃ辛い目にあったことをうまく書いて面白い人はもちろんいるですけど、それはうまく書いてるから面白いのであって、辛い目にあってるから面白いわけではない。ましてや自分で考えて好きでやってる企画で「辛い、やめたい」みたいな愚痴が書いてあっても、「やめればいいじゃん」って思うだけなんですよね。それよりも楽しいことを少しでも拾って、ポジティブな感じで書いた方が生産的ですし、読者は引き付けられると思います。「良かったことを伝える」のが企画記事、と思っていいのでは。
ではまた来週！
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