まるだしスイッチ・図らずしてバロン吉元～自由ポータルZ

石川大樹のコメント

そこかー、というところをうまく攻めましたね！確かにあるわ。古いスーパーなんかでもたまに見かけますね。こういう「言われてみればある！」は見つけただけで勝ちという感じがします。
（ベーシック）とか（Duo）とか勝手にモデル名をつけてたり、途中で自販機とか普通のものを混ぜてくるあたりもうまいですね。特に後者は、余分なものを入れることで記事の緩急が出てると思いました。押したさの説明→「押してはいけない」、でパターン化されたコメントもテンポよし。かなりのそつのなさを感じました。
最後のおまけスイッチも小粋です。
chocoxinaさんは記事のうまさはあると思うので、今度はぜひたくさん書いてみてください！

石川大樹のコメント

面白かったです。興味のない美術館に行くことって絶対ないじゃないですか。そこに「ネタとして」じゃなくて、自然な成り行きで行ってるのがまず良かったです。こういうサイトやっておいて言うのもアレなんですが、きっかけが「ネタとして」なのってちょっと興ざめなんですよね。わざとらしいオモシロじゃなくて、人間の自然な迷走が見たいんですよ。そういう意味ですごくよかった。

で、そこで茶化すような態度だとまた興ざめなのですが、行ったら行ったでけっこう引き込まれつつ、それでいて飲まれず、といった感じで絶妙にポジティブな間の取り方も素晴らしいと思いました。

あとは自虐の塩梅がちょうどいいなと思います。「でけー絵(教養不足の表現)」みたいにサクッと入れてくるじゃないですか。「でけー絵が並んでいるのですが、筆者は教養がないためよくわかりませんでした」だと卑屈すぎるし、対象もちょっとバカにしてるように聞こえるんですよね。サクッとカラっと嫌味なく自虐してるのがいいなと思いました。…と思ったら古賀から「自意識もうちょっと控えめでもいいかも」という意見が。さじ加減難しいですね。

あと女子高生のくだりはデイリーだったら削るかな…。対象読者層をできるだけ広くとることを考えると。
また次回作も楽しみにしております！

古賀及子のコメント

チェーン店がらみの記事は純粋な来店レポートも真正面からの取材もちょっといじった企画記事も鉄板ネタですよね。

辛さが11段階から選べたり、鍋の柄が謎だったり、トッピング無料のクーポンがあったりとレポートしがいを感じさせました。

あと「おいしい」んですね。なぜかおいしさを疑われるのがチェーン店の宿命みたいなところがあるのでチェーン店は「これ、おいしい！」というだけでわりと情報になりますね。

今回はご友人と一緒に行ったという体で流れるようにまとめてありましたが、せっかくなのでもうちょっと流れに緩急をつけて要所をピックアップしてポイントを掘り下げてまとめられると情報記事っぽさが出てくると思います。

あともうひとつ、今回は「赤から」というチェーン店選びが絶妙だったと思うんです。

「赤から」ってライセンス商品めちゃめちゃありませんか？ ちょうど先日、スーパーで「赤から」ブランドの商品を見て、これって商品は見たことあるけど、店自体行ったことな…と思ってたんですよ！ なので投稿いただいて興奮しました。

↑これは単純に私の感覚でしかないんですが、「赤から」が世間でどうみられているのかを踏まえて導入にすると一気に間口が広がりますよ！

林雄司のコメント

ダナンのあの手の橋ですね。
手がしっかりエイジングされているとかお土産がかっこいい、バーナーヒルズがハリボテ感ない、蝋人形館のカンフー・パンダなどのディテールがいいですね。
海外や大ネタになるほどディテールが大事だと思ってます。

海外ってテレビやガイドブックで紹介されるときのステレオタイプな型があります。でものままだと「それ、うちの近所」「おれも好き～」と読者に思ってもらえる共通項がなくて共感が得られないんですよね。ガイドブック的な視点から漏れるディテールをどれだけ発見できるかが勘所かなと思っています。

なのでもうちょっとディテールを描いてもよかったかもしれないですね。