特集 2018年10月11日

ビルさんぽ ~60年代はかっこいい、70年代はかわいい~

年代のちがいによるビルのちがい

「いいビルの世界」にはこういうページがある。
「ビルだまりをさがす」というページ
「ビルだまりをさがす」というページ
「ビルの年代を意識してみる。高度経済成長期(60~70年代)のビルの特徴がわかったら、それより前と後がわかってくるよ。」

これは今回ぜひ知りたいところだった。ビルさんぽのメンバーたちは、ビルを見た感じでだいたいの年代が分かることも多いんだそうだ。すごい。ぼくも分かるようになりたい。

1960年代は直線的でシュッとしている

まずは1960年代のビルについて聞いてみた。

「直線的なイメージがある」
「シュッとしてる」
「男らしい」
「外壁がスチール」


まっすぐでかっちりしているイメージだろうか。1960年代のビルをいくつか探してみた。
ユニゾ八重洲ビル(旧:常和八重洲ビル) 1967年
ユニゾ八重洲ビル(旧:常和八重洲ビル) 1967年
新橋駅前ビル 1966年
新橋駅前ビル 1966年
高度成長の初期ということで、遊びとかは後回しにして、しっかりしたものをちゃんとつくるということだろうか。竣工50年を超えて、そろそろ壊されるものも多いらしい。この新橋駅前ビルも2022年には壊される予定だそうだ。

1970年代は遊びがあってタイルのイメージ

同じように1970年代のビルについて聞いてみた。

「タイルを使ってるイメージがある」
「遊びがある」
「アールの窓を使ってる」


なるほどアールの窓。
帽子会館 1972年
帽子会館 1972年
金成ビル 1971年
金成ビル 1971年
たしかに遊びがある。窓が六角形だったり、丸かったり。しっかりしたビルを作れるのはもう分かったから、特徴を出したいよという感じか。

「まとめると、60年代はかっこいい、70年代はかわいいっていうことかな」

これは分かりやすい。

もちろん、それぞれの年代のビルが必ずすべてそうだというわけじゃない。でもそういう傾向があるということを頭に入れておけば、ビルを見るときの参考になる。

1980年代はバブル

ビルさんぽのメンバーが見るのは、主に60年から70年代のビルだそうだ。80年代のビルっていうのはどうなんだろうか?

「バブル」
「ゴージャス」
「ごてごてしてる」


あまりいいイメージがない。この時期には人件費が高くなったために、例えばタイルに釉薬を使うようなこだわった建築が減ったんだそうだ。
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