放送のすきまを埋める映像を作った

放送日は来た。嘘ではなかったのだ。同行したのはべつやく、藤原、西垣の3名である。それぞれ通常写真ツイッター係、サーモ写真ツイッター係、動画撮影係という役割がある。

リハーサルと準備
 

段取りをまったくおぼえないので、出番じゃないタイミングで壇上に上がったりしてスタッフを困らせる。
 

番組ディレクターに奥さんを放送に載せるところがすごいですよねーと言われて赤面する。たしかにそうだ。

リハーサルが終わって、2時間ほど空き時間ができる。3人に応援うちわを作ってもらっていたが、3人とも自分の名前を書いた。
 

林の応援うちわがないと悪いと思ったのか藤原が作っていた。
 

本番

どこでも緊張しないタイプなので、わざと緊張しようと思って「うあ～緊張してきたぞ～」とか言ってたら本当に緊張した。余計なことしなきゃよかった。

番組の企画はこうだ。番組MCの岡崎体育さん、ヤバイTシャツ屋さん、ゲストの僕ともうひとり栗林和明さんの6名が作ってきたフィラーをプレゼンし、視聴者投票で1位を選ぶ。1位になったものは実際にフィラーとして放送される。
 

会場からのツイッターはサーモ画像だけになったので（事前にそう言われてたけど忘れてた）、通常の写真ツイート担当だった藤原の役割がなくなった。
役割のない藤原は全力で自分の名前のうちわをカメラに向けていた。

 

番組のツイッターでも「だから藤原、誰なんだよ！！！」と言われる始末。

 

自分の出番が終わってほっかほかになる僕の頭。

 

これはNHK総合で30分、僕が作った映像が流れてしまうのではないか。つまり大河ドラマと並ぶということである。かなり理屈を飛ばしたが。

 

だが、最終結果は2位におわった。大河ドラマが遠ざかった。

放送では僕の前の席に松井玲奈さんが座っていた。
ものすごく顔が小さいので、後ろにいる僕の顔のほうが大きく映って遠近感を否定する映像になっていたと思う。

録画している人はその見どころも楽しんで欲しい。

放送中に流れたフィラーはこちら

デイリーポータルZとして制作した「フィラー」「個人の感想さんぽ」はNHKテンゴちゃんのサイトに掲載されている。

NHKテンゴちゃんのサイトへ

ひとり20回は見てカラオケは歌えるようになって欲しい。

放送中の反応

サイトとデイリーポータルZのツイッターで見てね！と散々ツイートしたおかげで読者からの反応があった。

こういうときに100％応援じゃないコメントをするあたりデイリーポータルZの読者は気が利いてる（と思うことにした）。

 

うちわの反応も多かった。むかしプロレスのリングの横に自分の名前の横断幕を掲げている中学生がいたがまさにそれである。