特集 2018年10月7日

電車の「つなぎ目」が気になる(デジタルリマスター版)

ホロ

つなぎ目の部分は車体の壁がないので、かわりにホロが付いている。

ホロはどの車両も同じような感じでそんなに個性はないのだが、一部、張り切ってオシャレしている車両が見受けられた。
グレーのアコーディオンカーテンみたいなホロがスタンダード。(井の頭線)
グレーのアコーディオンカーテンみたいなホロがスタンダード。(井の頭線)
似たようなホロばかりで見分けが付かない(JR山手線)
似たようなホロばかりで見分けが付かない(JR山手線)
唯一、色が違ったのがこれ。浮かれた印象の路線のわりには黒くてシック。(ゆりかもめ)
唯一、色が違ったのがこれ。浮かれた印象の路線のわりには黒くてシック。(ゆりかもめ)
そしてまた独自路線の東京モノレール。アコーディオンみたいなヒダがない。
そしてまた独自路線の東京モノレール。アコーディオンみたいなヒダがない。
ちなみにこんな注意書きもあります。DIAPHRAGMって単語、見慣れなくてかっこいい。「薄い膜のこと」だそうです。
ちなみにこんな注意書きもあります。DIAPHRAGMって単語、見慣れなくてかっこいい。「薄い膜のこと」だそうです。
独自仕様の東京モノレールのホロだが、列車の動きに合わせてグニャグニャ動くのでおもしろい。この車両のつなぎ目には、やはり華がある。

ドアの数の理由

話はちょっと戻って、ふたたび、ドアの数。

ドアがつなぎ目の両側にあったり片側にしかなかったりするのはなんでだろうか。ここまでに調べた情報を整理してみると、ちょっとした結論めいたものが見えてくる。
ドアなしの例。東京モノレール
ドアなしの例。東京モノレール
両ドアの例。東京メトロ有楽町線
両ドアの例。東京メトロ有楽町線
上の2つが典型的な例。

電車を外から見るとはっと気づく。
青空の下を走る東京モノレール
青空の下を走る東京モノレール
地下の暗がりを疾走、東京メトロ有楽町線
地下の暗がりを疾走、東京メトロ有楽町線
モノレールか、地上を走る電車か、地下鉄か、の違いだ。

地下鉄に乗るとわかるけど、つなぎ目の部分というのはものすごくうるさい。うすいホロで囲まれているだけなので、地下鉄のトンネルで反響した走行音がそのまま入ってくるのだ。それを客室まで響かせないために、遮音性の高いドアで密閉しているのだと思う。

反対に、モノレールは走行音が静かなので、開けっ放しでもうるさくない。だからドアなしだ。

閉まるドアと閉まらないドア

同じことがドアの開閉にも言える。さっきの有楽町線のドアをもう一度見てみよう。なにやら黄色いラベルで注意書きが貼ってある。
「扉が自動的に閉まりますので、ご注意下さい。」
「扉が自動的に閉まりますので、ご注意下さい。」
誰かが閉め忘れても自動でしまるので、うるさい外の音が入ってこない。

いっぽう、こちらはJR埼京線のドア。地上を走るこちらの電車では…
一見なんの変哲もないドアですが
一見なんの変哲もないドアですが
ドアに2つの金具が付いてる
ドアに2つの金具が付いてる
いっぱいまで開けると、ガッチリ噛む
いっぱいまで開けると、ガッチリ噛む
この金具があることによって、ドアの開けっ放しができるようになっているのだ!

そういえば、埼京線はりんかい線に直通運転していて、途中から地下鉄になる。そのとき、地上にいる間に開けた窓がそのままになっていたり、上記のようにドアが開けっ放しになっていたりするのだ。こうなっていると車内がとてもうるさい。
<もどる ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

デイリーポータルZを

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ

↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓