特集 2018年9月20日

ギターでパソコンを操作する、「普通じゃないプログラム」発表会

スマートスピーカーを離れてても使いたい

スマートスピーカーが世に出て数年、日常生活に欠かせなくなっている人もいるのではないだろうか。

明治大学宮下研究室OBの、できゅうさん(@de_kyuu)もその一人だ。ただ、ちょっとスマートスピーカーを可愛がりすぎておかしな方向へ進んでいる。
自分が外出すると、スマートスピーカーが家でお留守番しているのはかわいそう…!
自分が外出すると、スマートスピーカーが家でお留守番しているのはかわいそう…!
まるでペットのようだ。これを解決するため、できゅうさんはさらに明後日の方向へ進んでしまった。
そう、外出時でも自宅のスマートスピーカーが使えればいいのだと。
そのためにスマートスピーカーのすぐ隣にマイクがセットされ、
そのためにスマートスピーカーのすぐ隣にマイクがセットされ、
マイクを介してどこからでもスマートスピーカーに指示を出せるような仕組みを作った。
マイクを介してどこからでもスマートスピーカーに指示を出せるような仕組みを作った。
「OKグーグル、○○して!」というお願いを文字で入力すると、それを音声に変えて設置されたマイクから発声される。
それを拾ったスマートスピーカーが答え、その音声をさらにマイクで拾って返すのだ。なんだこのたらい回しは。
試しに「鯵は英語でなに?」と聞いてみる。
試しに「鯵は英語でなに?」と聞いてみる。
答えが返ってくるまでしばし待つ。この間に無人のはずの自宅で音声が爆音で流れているのだ。
そして結果が返ってきた。その答えは、

「すみません、よくわかりません」

…まさかの質問が伝わってないパターン!
しかし逆にこれでちゃんと仕組みが動いていることがわかった。
できゅうさんは苦笑いだったが、会場は大笑いが出た一場面であった。

目の付け所が普通じゃない作品たち

ABProに出てくる作品は、そこに目を付けたか!とびっくりするものがたくさんある。
そういった作品から1つ紹介したい。

明治大学宮下研究室の雨さんはパソコンがハードディスクに書き込むときのカリカリ…という音をパソコンの声に見立てて、これってモールス信号じゃない?という連想を思いついた。
たくさんソフトを起動したらカリカリ…ってハードディスクにアクセスする音、しますよね。これをパソコンの声だと見立てるのもすごいし、
たくさんソフトを起動したらカリカリ…ってハードディスクにアクセスする音、しますよね。これをパソコンの声だと見立てるのもすごいし、
そこからモールス信号を連想するのもすごい。
そこからモールス信号を連想するのもすごい。

言われてみれば確かに似ているのかもしれない。同じ高さの音が長短入り乱れて鳴っているのだから。
ABProはこういった「言われてみればそんなつながりが!」というすごい連想がたまにあって、個人的には今回はこの発表が一番心に刺さった。
ということでモールス信号として扱えるようにあれこれしてみた。
ということでモールス信号として扱えるようにあれこれしてみた。
そして実際の音を文字に変換してみる。
そして実際の音を文字に変換してみる。

謎の文字列(赤い矢印のところだ)が並んだ。それはそうである。
しかし翻訳をもう1、2段かませれば実は中身がわかるのかもしれない。未知との遭遇だ。勝手にSFっぽさを感じてしまった。

潔い結論。個人的にはナイスチャレンジ賞をあげたい。
潔い結論。個人的にはナイスチャレンジ賞をあげたい。
<もどる ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

デイリーポータルZを

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ

↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓