1週間を振り返る(東京都心周辺)
1週間を振り返る(東京都心周辺) 予報は前日夜にこちらでやってます。
勝負にいったら返り討ちにあいました
先週は、台風21号が上陸。近畿地方などに記録的な暴風をもたらした。関東でも、台風の雨雲がかかって、火曜(4日)~水曜の朝は雨に。
この日は、どの天気予報も「雨」しか言ってなかったので、自分は、台風が少し離れたところにあるとき特有の亜熱帯的なコロコロ変わる天気になると読んで、火曜は「晴れ間も」と予報。
自信をもって勝負にいったが、結果的に晴れ間は出ず、返り討ちに…。まだまだ修行が足りないと実感した予報業務20年目の秋。
でも、そのほかの日は、ほぼ当たり。雨が多く、予報がむずかしい季節を乗り切りつつある。あと3か月半、今年もけっこう良い結果が残せるかも?
この日は、どの天気予報も「雨」しか言ってなかったので、自分は、台風が少し離れたところにあるとき特有の亜熱帯的なコロコロ変わる天気になると読んで、火曜は「晴れ間も」と予報。
自信をもって勝負にいったが、結果的に晴れ間は出ず、返り討ちに…。まだまだ修行が足りないと実感した予報業務20年目の秋。
でも、そのほかの日は、ほぼ当たり。雨が多く、予報がむずかしい季節を乗り切りつつある。あと3か月半、今年もけっこう良い結果が残せるかも?
火曜は、ちょっと勝負にいきすぎたかなぁ。
【今週のみこみ】今週のラッキーアイテムは「タオルケット」
秋雨前線は、夏の空気と秋の空気の境目。つまり、この前線が南へ下がると、秋の空気に包まれることになる。
今週は秋雨前線が本州の南まで下がって、朝晩は涼しかったり冷えたりするところが多くなりそうだ。寝るときは、タオルケットだと体が冷えてしまうかも。
今週は秋雨前線が本州の南まで下がって、朝晩は涼しかったり冷えたりするところが多くなりそうだ。寝るときは、タオルケットだと体が冷えてしまうかも。
今週はいったん秋の勝利。週末に夏の空気が、秋雨前線を北へ押し戻すか?
ただ、夏の空気も負けず嫌い。簡単には引きさがらず、秋雨前線を北に押し戻すことは9月でもまだある。
さすがに、真夏のような酷暑はないが、今週末は秋雨前線がまた北へ上がって、関東から西の太平洋側はちょっと暑さが戻る気配が少々あり。
寝るときは掛け布団だと暑くるしくなってしまうので、タオルケットを残しておくと、ラッキーアイテムになってくれそうだ。寝苦しさは戻ってくるのか?結果は来週!
さすがに、真夏のような酷暑はないが、今週末は秋雨前線がまた北へ上がって、関東から西の太平洋側はちょっと暑さが戻る気配が少々あり。
寝るときは掛け布団だと暑くるしくなってしまうので、タオルケットを残しておくと、ラッキーアイテムになってくれそうだ。寝苦しさは戻ってくるのか?結果は来週!
今週の格言
『夏の空気は負けず嫌い。簡単には引き下がらない。』
『夏の空気は負けず嫌い。簡単には引き下がらない。』
質問コーナー
「嵐の前の静けさ」と言う言葉がありますが、実際のところ「嵐の前の静けさ」というものはあるんですか?
あるような、ないような、です。
「嵐の前の静けさ」は、事件や変なことが起こる前の不気味な静けさという意味ですね。
じっさいの天気では、嵐はずっとつづいているわけではありませんので、もちろん時間をさかのぼれば、必ずおだやかで静かな天気のタイミングがあります。それだけの意味なら、嵐の前の静けさは、しょっちゅうあることになります。
あとは、「不気味な」という意味をふくめた場合ですね。
台風が来る前の夕方とかに、空が異様にピンクになったりして「不気味」と感じる人もいます。でも、それは台風が来る前に、空高いところに湿気が増えている影響で太陽の光の見えぐあいが変わっているだけです。
雷雨の前に、ヒヤッとした空気が流れてくるのを「不気味」と感じる人もいます。でも、それは雷雲から、雨と一緒に地上に降りてきた冷たい空気が、ひとあし早く流れてきているだけです。
けっきょく、理屈を知っていれば、不気味な天気ではなくなるので、「不気味な」という意味をふくめた、じっさいの「嵐の前の静けさ」はないということになりますね。
なんか、理屈っぽい説明ですみません! 理屈を知らないほうが楽な気がしてきました。
じっさいの天気では、嵐はずっとつづいているわけではありませんので、もちろん時間をさかのぼれば、必ずおだやかで静かな天気のタイミングがあります。それだけの意味なら、嵐の前の静けさは、しょっちゅうあることになります。
あとは、「不気味な」という意味をふくめた場合ですね。
台風が来る前の夕方とかに、空が異様にピンクになったりして「不気味」と感じる人もいます。でも、それは台風が来る前に、空高いところに湿気が増えている影響で太陽の光の見えぐあいが変わっているだけです。
雷雨の前に、ヒヤッとした空気が流れてくるのを「不気味」と感じる人もいます。でも、それは雷雲から、雨と一緒に地上に降りてきた冷たい空気が、ひとあし早く流れてきているだけです。
けっきょく、理屈を知っていれば、不気味な天気ではなくなるので、「不気味な」という意味をふくめた、じっさいの「嵐の前の静けさ」はないということになりますね。
なんか、理屈っぽい説明ですみません! 理屈を知らないほうが楽な気がしてきました。
TEN-DOKU
編集部より:増田さんへの質問を募集しています。投稿はこちら。