その1.カラオケマシン:桁違いに安い!
最新のカラオケボックスがビルの中に突然置かれている。イイ!
こんなカラオケボックスをよく見かける。スマホを使って登録や操作をするのだそうだ。友だち同士とか、小さい子供とお母さんも歌ってる。これっていくらか気になりませんか?
14800元。日本円でなんと25万円で買えるのだ!
ボックスの中に画面もあってマイクもふたつあって、キラキラ光って25万円。
日本で「業務用カラオケ」で検索すると、ジョイサウンドとかDAMとかの機械が定価150万とか、定価298万円とか。ええっ!と驚いた。そこから値引きをしても40万円とか60万円とか。
それを考えたら中国の箱付きで25万円は安いっ!
その2.UFOキャッチャー:安いぞ!
中国のUFOキャッチャーも話題のキャッシュレス。QRコードでの電子決済を使ってるのだ
カラオケボックス以上にUFOキャッチャーがいろんなところにある。ショッピングモールから観光地から地下鉄駅までいろんなところにある。ニュースによると、中国でもクレーンで景品を吊り上げられないインチキな仕掛けができる製品もあるとか?
ところでUFOキャッチャーはいくらだろう?
16800円~55500円。うーん、高いのか安いのか。
日本での値段は、検索してみると中古で数十万円程度からあるらしい。新品は百万円以上するとか。中国では17000円から買えちゃって、高いのでも5万5000円くらい。安い!
その3.QRコードリーダー:ちょっと安い
シンプルだ、だがそれがいい。
中国でQRコードによる支払が普及してる。スゴイ。店にはこんなQRコードスキャナーがあって、スマホに表示されたQRコードをスキャンすると買い物ができる。さてこれはいくらなんだろう。
6000円くらいだ。中国の人にとっては、店に置くのはちょっと大変かも?
日本のAmazonで検索したら8300円だった。中国のほうがちょっと安いけど、そんなに差もない。導入のハードルは低そうだ。
その4.QRコードのプレート:売ってない!
アクリルのプレートが置かれていて、さっとQRコードでスキャン。1店に1つはほしい。
QRコード関連をもうひとつ。店によく置かれている、アクリルのQRコードのプレート。スキャナーはなくてもこれはある店は多い。これ、いくらだろう。
200円1枚程度だった。水晶製とかいうのもあったが680円。安そう。
日本はどうかと調べたら、中国製品を輸入できるサイトばかりが見つかった。日本の企業はそもそもほとんど作っても売ってもいなかった。
その5.ムーバー:安い!
昭和という感じがしてほっこりしませんか?
日本でもかつて駄菓子屋の前やデパートの屋上に置かれていたような懐かしの製品が、中国にはある。ムーバ―だ。中国では住宅地などでどこでも見かける。
ではムーバーはいくらなのだろう。
人気の商品で、500元くらいで売っている。1万円でちょっとおつりがくるくらいだ
日本の通販サイトではあまり見ないので、オークションサイトなら売っているかなとみてみると、サトちゃんムーバーが5万円以上の価格で落札されていた。中国のムーバーは怪しいけど安い!
その6.ふわふわの遊び場:1桁安い!
広場に置かれていることがある謎の遊び場だ。値段は予想できますか?
子供だけでなく大人もしばしばあそんでいる夢のエアー入りのふわふわとした遊び場だ。これいくらだろうか。
5400元。日本円で92000円くらいだ。
中国のこれは40平方メートルで9万円だった。12畳の部屋で膨らませれば部屋全部が海洋世界になる素晴らしいグッズが、9万円だ。
日本では「エアー玩具」という名前で売っていた。家庭用でなく、たくさんの人がわいわい遊ぶ大型遊具になると6桁はくだらない。中国は1桁安い!
その7.レールレスな機関車:わからない!
モールの中を走る機関車。親子連れに人気だ。
ショッピングモールや広場に、子供が乗れるカートのような乗り物がある。それも気になるが今回は、機関車の形の車が客車をひっぱる、アレがいくらか気になった!
みつけた!18万円台から186万円台まで幅広すぎ!
日本で値段はいくらなのか検索しても見つからなかった!中国はいろんなものを気楽に売りすぎ!なお送料は80元(1360円)です。
その8.光る文字看板:結構安い!
中国といえばこれか。これで下町情緒が醸し出せる。
中国といえば町の看板に使われる文字。夜になると赤く光ったり白く光ったりする文字看板はいくらなのだろうか。
これぞ中国という感じのグッズだ。持ち帰るのは難しそう
なんと光る文字看板は1500円で買えるのだ。他の店でも競争が激しいからかこれくらいの値段で買える。日本にはないのでなんともいえないが、中国で店を開く際には必要なマスト製品だからか、非常に安い!
その9.工事現場の看板:やっぱり安い!
顔にふくらみがある。彼の名前を知りたい。
工事ラッシュの中国。その現場でよくみるのがこの看板だ。個性あるインテリアとして欲しい人もいるはずだ。いくらだろう。
なんと電車の初乗りで買えてしまう
検索したら日本では「ご協力をお願いします」とヘルメットの人が頭を下げる看板が、税込み1000円となっていた。うーん、中国は安い。
そういえば、日本は歩行者に呼びかけ、中国は「ヘルメットをかぶって中に入ろう」と、看板の呼びかけ対象が違ったことに気づいた。
ビックマック指数を考えてみた
マクドナルドのビッグマックから物価を測る、ビッグマック指数というのがあるそうだ。
ビックマックは日本だと390円だ。中国だと23元で、1元=17円だから、日本円だと390円となる。なんだ同じじゃないか。
いや、そうじゃない。日本だとアルバイトの時給で2個3個ビックマックが買えるが、中国のアルバイトでは1個も買えない。給料を基準に考えると、中国の物価は日本のそれよりも3倍~5倍くらいモノが高い感覚だと思う。中国の物価の中でも食事は高いのかもしれない。
今回検証したように食事とは対照的にモノは安い。ビッグマック指数はモノの物価の前には無力であった!?