このマップからたくさんのことがわかる
今回は10名のおじさんが参加している。10名?少ないと思うかもしれない。だが、ここで少ないことを嘆くよりもひとつの仮説を提唱したい。
千葉県の30~59歳の人口が2,547,759人(千葉県年齢別・町丁字別人口平成29年度より)、千葉の男女比(男性49.9対女性50.1)から考えると、おじさんになる可能性のある千葉の男性は1,271,987人。
男性未婚率が23%なので、兄弟二人いてふたりとも未婚である可能性や出生率を考えると……、えーと、まあざっくり100万人は千葉のおじさんがいるはずである。なのに10名。
仮説)千葉のおじさんをひとり見たら10万人いると思え
ここで集まっている千葉のおじさんの特徴を見ていこう。
右膝がイタイ 喫茶店
夢追い人(失業者)
釣りとラーメンが好き
会社員
医療関係者
新宿で働く
LPガス屋さん
ゲームを作る
デイリーポータルZのゲームコーナー「おぎわら遊技場」の荻原さんも千葉のおじさんである
バラバラである。逆に言えばこのような仮説を導くことができる。
仮説)「千葉のおじさん」を千葉のおじさん足らしめているものは、「千葉に住んでいる」ということである。
トートロジー。新宿に王ろじ(おうろじ)というとんかつ屋があるが、それは関係がない。
つまり、今回のβ版である千葉のおじさんマップからもいくつかの仮説を得ることができた。今後これらをほかの県のおじさん、非おじさんとの比較により検証するかどうかは私のやる気に委ねられている。
おじさんは憧れである
なんの仕事をしているのかわからない、子どもと本気で一緒に遊ぶ、すぐ酔っぱらう、というのが子どもに人気のあるおじさんである。
千葉のおじさんマップを眺めているとそんなおじさんのことを思い出してノスタルジックな気持ちになった。
そして自分がまさにそのおじさんであることに気づく。
アメリカの自動車用品店のおじさん3人キャラ。いい。
千葉のおじさんマップ企画はこれにて終了です。また思い出した頃にお会いしましょう。