口のサイズ感、度外視されてこその「大きさ」
すごく大きいのだ。
ハンバーグみたいにまるっとしている。
別の日に撮った、どっしり感強めに写っているやつも載せてみる。
頭から俯瞰で撮ったやつも。
大きさの比較。伝わるだろうか。
口のサイズ感にとらわれていない、なんて奔放な大きさだろう。直球でかぶりつくのにちょっとためらいもあるが、「大きくてうれしい!すごくうれしい!」という気持ちが圧倒的勝利だ。
串が4本刺さっている。多い。
串を持つ左手が小刻みに揺れている。
ずっしり、左手首上部の筋肉が動揺する重量感。写真がブレずに撮れてほっとしている。
目で計ったので雑な採寸だが、少なくとも、縦12センチ、横6センチ、高さ3センチくらいはあるんじゃないだろうか。
店員さんが書いた似顔絵、すごい似てる。
過去の自分に自慢された肉
デイリーのGW特集が「すげえ」だと聞いたのが半月くらい前だ。1日に10回くらいは「すげえ!」と思っている気がしていたが、その細部を思い起こそうとすると、自分が日々何に「すげえ」と投げかけていたのか、さっぱり失念していると気づいた。忘れっぽいのかもしれない。
そんな弱々しい記憶力を助けてくれたのは、スマホのアルバムである。スクロールしてみたところ、そこには、でかいつくねを手にした自分がいた。
顔と比較するとあまり大きく見えないかもしれないが、それは、わたしの顔が大きいから
と、過去の自分に自慢されて触発されるかたちで、焼き鳥屋「よね田」(中野店)にやってきました。
ちなみにここ数日の間、つくねを手にするまでに3回通った。1回めは営業時間をまちがい、2回めは売り切れであった。
「だいたい、どのくらいで売り切れちゃうんでしょう」と聞いたところ、開店から2時間くらいだと言う。ちなみに開店時間、平日は17時である。
平日の17時からわたしも飲みたいぞ……と思ったが、無理だったので休日に行った。休日は16時から営業。
重力が働くこの地球で、この、まるまるした肉塊がその形状を守りながら焼かれているのすごいと思う
注文してから手元に届くまでには30分くらいかかった。肉を焼くのに30分、なかなかの長期戦である。
塩味である。上にのった胡椒が効いている。つくねには軟骨が入っていて、コリコリした食感。
トッピングで目玉焼きをつけた。生に限りなく近い半熟。
生卵をからめるともう、あの、もう、どうしよう。
美味いので無心で食べる。でも、でかさゆえになかなか減らない。なんだこの仕組み。
食べ終わってもまだ外が明るいことにも驚いた。昼間に飲むの良さしかない。
つくねは1人1個
ほんとは、でかいでかいと言いながら、注文時、もう1つ頼もうとしていた。だけど、1人につき1つしか頼めないそうだ。食べ終わってみて、それで良かったのだなぁと感じている。