広告企画♪ 2018年2月19日

「無礼部」はあなたの世代の無礼を実践します

ブレイブだから無礼部

無礼なことを調査し、やってみる部、それが無礼部。

ことの発端は人気ゲーム「ブレイブ フロンティア」が2を出すということで、広告企画をお願いされたことにはじまる。

ブレイブだから無礼部。オッス、おれたち無礼部。このくらいのスピード感で決まった企画だ。あまり深く考えてはいけない。
ブレイブ フロンティア2
ブレイブ フロンティア2は2月22日リリース。2へのこだわりがすごい。

各世代に聞く「無礼」とは

「無礼」と感じる基準も時代によって変化するのではないだろうか。いま現在、社会で中心的に働いているみなさんに世代別に話を聞いたので上の世代から順に紹介したい。

※世代の区分や特性については諸説あります。また無礼と感じる基準については個人差がおおいにあると思います。

バブル世代

バブル期に就職した世代である。特徴として「見栄っ張り」「コミュニケーション能力が高い」「海外志向が高い」などがあげられるという。

そんな華のバブル世代を代表してこの方に登場いただいた。
東京カルチャーカルチャー店長、横山伸介さん。
東京カルチャーカルチャー店長、横山伸介さん。
--横山さんが思う無礼な行為とはどんなことでしょう。

横山「まずほら、オレ自身がそうとう無礼だからさ、言えた口じゃないんだけど、人に会うときは最低限身だしなみはちゃんとしろよ、とは思うね。」

--たとえばどのへんが気になりますか?

横山「清潔感だよね、そういうのすっごく気になる。オレ、現場で鼻毛カッターを10本くらい配ってると思うよ。」
「あとブレスケアも配ってる。」
「あとブレスケアも配ってる。」
上司として「鼻毛出てるぞ」と頭ごなしに叱るのではなく、さりげなく鼻毛カッターをプレゼントすることで相手を傷つけずに身だしなみを整えさせることができるのだ。なんという気遣い。思わず自分の鼻毛が気になった。

ほかにも横山さんはブレスケアも「気になる」人に配っているらしい。しかも横山さん自身が持っていたブレスケアを見て驚いた。
横山さん、そのブレスケア…。
横山さん、そのブレスケアは。
横山「ブレスケアは常に持ち歩いてるんだけど、歩くとシャカシャカ鳴るじゃない。この音が迷惑かなと思って、綿詰めて鳴らなくしてる。」

ここまでくると気遣いもネクストステージである。バブルの絶頂期からその後の閉塞感を経験した世代だからこそなせる技か、それとも横山さんだからか。いきなり「無礼」のハードルを上げてしまったような気もするが非常に勉強になりました。ありがとうございました。

氷河期世代

バブル経済が崩壊し、不況のど真ん中で就職活動を経験した世代である。僕もここに属する。高度成長期以降の世代の中でもっとも不遇の時代、ロストジェネレーションなどと言われてきた。よくこんな時代を生きてきたな、と自分でも思うことがある。

同世代を生きているライターの北村ヂンさんに聞いた。

--無礼をしたこととかされたこと、ありますか?
「えー、無礼っていったらあの人じゃーん」
「えー、無礼っていったらあの人じゃーん」
いきなり個人名が出たのでここはカットさせてもらいました。
いきなり個人名が出たのでここはカットさせてもらいました。
北村さんは以前結婚式場で撮影の仕事をしていたとき、サンダルで現場に行ったらまさかの神前式でサンダルを脱がなくてはならず、スーツに裸足で撮影をこなしたことがあるという。

無礼というか神をも恐れぬ行動である。北村さんは今でもよほどのことがない限り裸足にサンダルなので、まったくもって凝りていないとも言える。氷河期世代を生き抜いた恐竜だけが兼ね備えた図太さなのかもしれない。


無礼部の調査、次はゆとり世代。


ゆとり世代

ゆとり教育を経験した世代である。特徴としては「打たれ弱い」「ルールは守る」「失敗を恐れる」などがあげられる。

ゆとり世代代表として、ライターの地主くんと江ノ島くんに話を聞いた。
どう?最近ゆとってる?
どう?最近ゆとってる?
--どんなときに無礼だと感じますか?

江ノ島「借りた本にせんべいの粉入れたまま返したり、とかですかね。」
笑って話しているが、聞いていてひやひやするくらいの無礼である。
笑って話しているが、聞いていてひやひやするくらいの無礼である。
ゆとり世代の思う「無礼」には度を越えたものがあったので再現写真を用意した。常識のあるみなさんはこれを見て震えてほしい。

1.コーヒーをこぼした書類を上司に渡す

「あ、こぼしちゃったな、と思ったけど、またプリントアウトするのも面倒なので、と思って。」
「あ、こぼしちゃったな、と思ったけど、またプリントアウトするのも面倒なので、と思って。」
「そのまま渡しました」 しかも片手で。
「そのまま渡しました」 しかも片手で。
ちなみに今回、ゆとり世代に無礼をはたらかれる役として登場するのはリアル僕の上司である。

今回の役回りについてあまり詳しく説明していないので、場合によっては途中で本当に怒られる可能性もある。そうしたら再現写真はそこで終わりである。ちなみにライター江ノ島くんと僕の上司とは初対面だ。

初対面ということは社会人として、まずは名刺交換からだろう。しかしここにも無礼は潜んでいた。

2.名刺を尻ポケットから出す

ご挨拶を、となってからごそごそと尻ポケットをさぐる。
ご挨拶を、となってからごそごそと尻ポケットをさぐる。
まちがっても尻の温度で温まった名刺を渡してはいけないので新人諸君は覚えておいてもらいたい。
でないと上司にまじで怒られるぞ。
でないと上司にまじで怒られるぞ。

3.尻ポケットから出した名刺を片手で渡す

名刺の渡し方は会社に入ってすぐの研修で習ったような気がするが、こればかりは実戦経験を重ねないとうまくならないと思う。

最低限尻から出さない、両手で渡す、くらい覚えておいてほしい。
テーブル越しに渡すのもNG。
テーブル越しに渡すのもNG。
この後の無礼も立ち止まらずテンポよく紹介してしまおう(怖いから)。

4.たぶん寝てる

温かい部屋での打ち合わせではふと睡魔が襲ってくることもあるだろう。だが寝るのは無礼なので太ももにシャーペン刺してでも起きていよう。
こいつ、寝てるよね。
こいつ、寝てるよね。

5.たぶん携帯見てる

スマホの普及にともないスケジュール管理もスマホで、というビジネスマンは多いと思う。しかし中途半端に隠しながら見ているとそれはたぶんLINE見てるかゲームしてるかに見えるので無礼だ。
ばれてるから。
ばれてるから。

6.お菓子食べてる

もう隠す気ないよね。
もう隠す気ないよね。

7.食べかけを相手にあげる

「自分だけ食べてるの無礼かなと思って」
「自分だけ食べてるの無礼かなと思って」
途中から面白がって僕が江ノ島くんに無理にやってもらった無礼もあるが、わけもわからないまま付き合わされた上司の困惑の表情には、いま原稿を書いていても汗をかいている。

礼儀正しいゆとりもいる

一方、おなじくゆとり世代の地主くんは最初に入った会社が厳しかったらしく、そこで礼儀を叩き込まれたと言っていた。
「箸の持ち方から直されたんですよね。」
「箸の持ち方から直されたんですよね。」
だから無礼な若者にはがまんならないとのこと。
だから無礼な若者にはがまんならないとのこと。
無礼の基準は単に世代差だけではなく、育ってきた環境や本人の性格によるところも大きいのだ。もう一度言うが、再現写真は他の人から聞いたエピソードをもとにしたものなので、全員がこうだという話ではないし、実際の江ノ島くんは非常に礼儀正しい若者である。

さとり世代

今回の最年少世代である。その名も「さとり世代」。

物心ついたころから不景気だったため、物欲が少なく穏やかな暮らしを好む草食系の世代である。特徴としては「酒を飲まない」「旅行をしない」「恋愛に淡泊」など。煩悩にまみれて生きてきた先人たちからすると、生まれながらにして悟りを開いていると見られてもおかしくない世代である。

この世代の若者、青山くんに話を聞いた。
僕の隣の席の若者である。
バブル世代横山さんの息子世代。
--青山くん、無礼なことをして叱られたこととかある?

青山「新人研修のときにアイスを食べてたらトレーナーの人にキレられたことがあります。」

--どういうことかな。

青山「部屋にこもっての研修だったんですが、休憩って言われたのでアイス買ってきたんです。他の人たちのお菓子とかコーヒーはオッケーでアイスがダメってわかんないじゃないですか。」

--確かに明確にダメな理由を尋ねられても返しようがないけど、なんかアイスはダメな気がしますね。

青山「納得いかないです。アイスはリフレッシュには最適ですよ。あと高校の頃、小柄な先生を抱っこしたら怒られたこともあります。」

--それもダメですね。

誤解してほしくないが、青山くんは非常に優秀で気遣いもできる人物である。その彼がまれに「無礼だ」と上の世代から言われて理解できなかったことを挙げてもらったまでだ。我々からすると確かに無礼だと思うが、その理由を聞かれると確かに返しようがない。

無礼部、いざ実戦へ

「無礼」の基準は世代毎に違う。「無礼」は時代と共に多様化し、その結果、より個性と深く結びついた新しい無礼が生まれ続けているのだ。

無礼について学んだところで、次は実践編である。実際に無礼をはたらいてみて、その気持ちを体験してみたい。

無礼をはたらく会場は、無礼部発足のきっかけとなった「ブレイブ フロンティア2」のリリース会見会場である。
ここで無礼をはたらくのかー。
ここで無礼をはたらくのかー。


無礼部、いざブレイブの本陣へ。


オフィシャルな場面で無礼をはたらく

せっかく立ち上げた無礼部である。調査だけで終わってはもったいない。これまでに得られた知見をもとに、実際に無礼をはたらいてみて後世に爪痕をのこしたいと思う。つまりは卒業論文みたいなものだ。

体験者として選ばれたのはゆとり世代代表、ライター江ノ島くん。絶対安全な状況を作るので、公の場で無礼なことをしてみてもらえないか、とお願いしてある。
このプレス向け発表の最後にプロデューサーである開発会社社長の囲み取材があるので、そこで無礼な質問をしてもらうことになっている。
このプレス向け発表の最後にプロデューサーである開発会社社長の囲み取材があるので、そこで無礼な質問をしてもらうことになっている。
しかし、ただ無礼なだけだと他の人たちに迷惑がかかるかもしれない。最悪の事態を回避するため、あらかじめ制作代理店の人に企画趣旨を伝えておいた。根回しができていることで、安心して無礼をはたらけるというわけだ。

江ノ島くんから「本当に大丈夫なんですよね」と何度も念を押されたが、大丈夫である。これはいわばアトラクションとしての無礼なのだ。
これがのちのち大変なことになるとは思いもよらなかった。
これがのちのち大変なことになるとは思いもよらなかった。
エイリム社長高橋英士さん、広報のかおりんごさんらによるリリース会見がはじまった。会見はニコ生でも配信され、本作を待ち望んでいたファンから熱いコメントがたくさん寄せられていた。

そして今回の会見の目玉企画がはじまる。まさかのスーパー戦隊ショーである。
ブレイブ フロンティア2は、獣電戦隊キョウリュウジャーというスーパー戦隊シリーズとコラボしているのだ。
ブレイブ フロンティア2は、獣電戦隊キョウリュウジャーというスーパー戦隊シリーズとコラボしているのだ。
ふつうにショーを楽しむ江ノ島くん。この時はまだこの取材の本当の恐ろしさを知らない。
ふつうにショーを楽しむ江ノ島くん。この時はまだこの取材の本当の恐ろしさを知らない。
江ノ島くんには今日、記者会見の後に行われる制作会社エイリム高橋社長への囲みインタビューで無礼な質問をしてもらおうと思っている。

どんな無礼をはたらこうか、前に各世代に聞いたインタビューをもとに考えた。

・インタビュアーが部屋着(身だしなみを重んじるバブル世代に対抗)
・撮影がガラケー(氷河期時代はガラケーだった)
・ICレコーダーを鼻に当てる(ゆとり世代の大胆さ)
・途中でおなかが空いて乾パン食べる(さとり世代のおおらかさ)

どれも冷や汗ものだが、すべて用意はした。どこまでできるかはその場の空気感で判断したい。
これで撮影するのは無礼っすねー。
これで撮影するのは無礼っすねー。
しかし前述のとおりあらかじめ先方にも伝えてあるので大丈夫である。大船に乗ったつもりで無礼を楽しんでほしい。

ブレフロがギネス世界記録に認定

僕らの緊張をよそに、リリース会見は盛り上がりを見せる。
ブレイブ フロンティアは「もっとも多い操作可能なピクセルアートのキャラクターを持つモバイルゲーム」として、ギネス世界記録に認定された。認定員の石川さんも登場、会場が一気に引き締まる。
ブレイブ フロンティアは「もっとも多い操作可能なピクセルアートのキャラクターを持つモバイルゲーム」として、ギネス世界記録に認定された。認定員の石川さんも登場、会場が一気に引き締まる。
こういうリリース会見には初めて参加したのだけれど、会場にきているメディアの人たちも中継を見ているファンの人たちも、ものすごく作品をあたたかくむかえるのだ。まあ好きな人が集まっているのでそりゃそうなのかもしれないが、それにしてもこんなに善意しかない場所が世の中に存在するとは思わなかった。われわれの無礼がこの楽園を破壊しなければいいが。
メディア向けの撮影会がはじまった。当たり前だがみんな立派なカメラを持ってきている。
メディア向けの撮影会がはじまった。当たり前だがみんな立派なカメラを持ってきている。
そんな中、われわれはガラケーで撮影する。江ノ島くんには部屋着に着替えてもらった。
そんな中、われわれはガラケーで撮影する。江ノ島くんには部屋着に着替えてもらった。
ひとつ気になる点があるとすれば、僕があらかじめ企画書を送っておいた担当者と今日はまだ会えていないということだ。社長に無礼なインタビューをする際、僕たちと社長とをつないでほしかったのだが。

「大丈夫ですかね、何を聞けばいいんでしょう」と小さくなる江ノ島くんに、僕の焦りをさとられないよう「今日の朝なに食べましたか、とかでいいですよ。社長には伝わっているので。」とうそぶいておいた。
まじっすか。
まじっすか。

時と共に不安が増す

「安藤さん、これ、まさか企画意図が社長に伝わってない、なんてことないですよね。」

会場の雰囲気に飲み込まれたのか、江ノ島くんが弱気になる。

(そ、そんなはずはないんだけどな)

正直なところ僕もいま同じ不安にかられていた。僕が企画意図を伝えたのは広告の担当者であって社長ではない。もし社長に伝わっていなかったら、これは単に無礼な記者である。大人として非常にまずい。

しかしすでにジャージでガラケーを握りしめている江ノ島くんを見ると、僕も同じく不安であるとは言い出せなかった。大丈夫、だっておれたち無礼部だろう。

「それでは高橋社長へのインタビューの時間を設けたいと思います。ご質問のあるメディアの方はステージの方へお越しください。」

アナウンスが容赦なく無礼部をステージへと導く。
けっきょく僕たちは特別扱いされることなく他のメディアと一緒にステージへと上がった。ごめん江ノ島くん。
けっきょく僕たちは特別扱いされることなく他のメディアと一緒にステージへと上がった。ごめん江ノ島くん。
ごめん江ノ島くん、たぶんだけどこれ社長に伝わってないわ。

江ノ島くんは舞台に上がる前、「胸が痛い」と言っていた。すべてを悟ったのだろう。本当に申し訳のないことをしたと思っているが、ここまできたらやるしかないだろう。


見せてくれ、無礼部の実力を。


無礼なインタビューがはじまる

社長へのインタビューは各社一斉にステージに上がり、順に質問をする「囲み取材」という形式だった。
各メディアがエイリム高橋社長に話を聞く中で
各メディアがエイリム高橋社長に話を聞く中で
一人ガラケーで写真を撮るジャージの男。
一人ガラケーで写真を撮るジャージの男。
さすがに無礼である。社長をガラケーで撮る江ノ島くんは、隣で見ていても一瞬企画趣旨を忘れて注意したくなる無礼さだ。

しかもこのガラケー、写真を撮ると必要以上に大きな音で「カシャ!」と鳴るのだ、勘弁してほしい。そのたびに高橋社長の回答が一瞬止まる。もう少し物騒な会場なら警備員に取り押さえられてもおかしくない。
社長もだが周りの記者たちはどう思っていただろう。
社長もだが周りの記者たちはどう思っていただろう。
江ノ島くんに質問の番が回ってくる。直前の2社からは、ゲームの内容についてかなり踏み込んだ質問がなされていた。社長自身がもともとプログラマーなので専門的な話ができるのだ。

そんな中、われわれからの質問は「今朝なに食べましたか」である。いまさら江ノ島くんに(やっぱりその質問やめておけ)とも言えず、僕はただ見守るだけだった。

江ノ島くんが一歩前に出る。
「あ、あの。今までで一番おもしろかったゲームは何ですか」
「あ、あの。今までで一番おもしろかったゲームは何ですか」

朝ごはんのこと聞かない

なんと!場の状況をみた江ノ島くんが質問を変えてきた。

よくやった!ゆとり世代とかひとくくりにしてごめんな!江ノ島くんはこの場の空気から、僕たちの企画意図が社長に伝わっていないことを完全に読んでいたのだ。

まあ新作ゲームの発表会で聞く質問ではないような気もするが、「ゲーム」という大枠からは外れていない分、朝ごはんの話よりも無礼度は若干低いのではないだろうか。
「おもしろかったゲーム?信長の野望、ですね」
「おもしろかったゲーム?信長の野望、ですね」
江ノ島「そ、そうですか!あれおもしろいですもんね!!」

このあと江ノ島くんは最後っ屁のようにガラケーで社長を撮影してインタビューを終えた。ガラケーを持ったジャージの男が面白かったゲーム教えろと聞いてくるのだ。誰だこいつ、いとこかなにかか。

しかし高橋社長は特に嫌な顔をすることもなく、まっすぐに対応してくれた。江ノ島くんが「ありがとうございました!」と一歩下がると「え、それでいいんですか?」と戸惑ってはいたが(僕たちの企画意図が伝わっていなかったことが改めて明らかになった瞬間である)。

とにかく終わった!よくやった江ノ島!さあ帰ろうぜ!
「やばいっす、絶対社長には企画意図が伝わってなかったと思います。」 おれもそう思う!
「やばいっす、本気で無礼だったんじゃないかと思います。」 おれもそう思う!
われわれは転がるように会場をあとにした。これぞ無礼部、といういい散り際だったと思う。

帰り道、インタビューで使わなかった乾パンを食べながら歩く江ノ島くんから返されたガラケーは、まだほのかに温かく、それによって僕は許されたような気がした。

後日談

翌日、広告担当者と電話で話したところ、僕たちのために囲み取材のあとに高橋社長に時間を取ってもらっていたとのことだった。そうとも知らず勝手に囲み取材に現れて無礼をはたらき、逃げるようにして帰ってきたのだ。

さすがにそれはまずいと思い釈明したところ、高橋社長は「あれが無礼部だったとは、さっぱり気づきませんでした(笑)」と言っていたという。なんという寛容。

しかしおかげでリアルな無礼を味わうことができたとも言える。無礼部(ブレイブ)、ここにありである。

無礼部よ、永遠に

無礼を調査し、無礼を経験することで、無礼部はひとつの社会的目標を達成したように思う。今後の活動は未定だが、次はブレイブ フロンティアの新作が出るときにでもまた活動再開できたらと思います。
帰りに二人で見上げた東京タワーがきれいでした。
帰りに二人で見上げた東京タワーがきれいでした。
コピーライト


本当のブレイブはこちら。


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