今週は祝日と日曜をねらって低気圧がきます～あと出し天気予報

先週の予報は6勝1敗の成績。

1敗は火曜（14日）。朝だけのはずだった雨が、午後もしっかり降ることに…。西からくる雨雲が、関東西部の山地でブロック（通称「箱根ブロック」）されるだろうと見ていたが、山がこらえきれないほど雨雲が勢いよくやってきて、関東地方にも流れ込んでしまった。

お昼のテレビの天気予報で、「夕方頃、一時的に降るかもしれませんね」と言った直後から、まさかのしっかり降り。

雨のなか傘をささずに歩いている人の顔を見るのが申しわけなく、自分も濡れて歩くから許してと心の中で思った午後。

まぁ、予報がハズれて、自分も傘を持ってなかっただけなんですが。

東北や北陸の各地で初雪が降り、一気に寒くなった日本列島。秋から冬に足を踏み入れつつある。

秋の空気と冬の空気を入れ替えようと、風によってグルグル空気をかきまぜるのが低気圧。季節が変わるときは、低気圧がしょっちゅうやってくることになり、その結果、雨の日が多くなってしまう。

部屋の空気の入れ替えをしなきゃと親切のつもりでやったのに、水そうじまでしてズブ濡れにし、みんなに迷惑がられる…低気圧はそんな存在。

今週の低気圧は、水曜（22日）～木曜（勤労感謝の日）と、日曜（26日）に来ることに。

日曜の低気圧は、まだ先なこともあって、少しズレる可能性も。鈍足で来るのが遅ければ、雨のメインは月曜（27日）になって、日曜に降るのは西日本の一部ということもある。

今のところ、日曜に降る可能性のほうが高めだが…結果は来週！

気象観測は、昔は紙に記録されていましたが、気象庁でデジタル化がどんどんと進められて、今では気象庁のホームページで調べられるようになっています。

パソコンがなかったような昔のデータも、デジタル化されていて、雨や気温など代表的なものなら、観測が始まった明治時代のものなども見られるんですね。

それらのデータをちょちょいとさかのぼれば、○年ぶりとかは、すぐ分かるわけです。観測史上1位を更新すれば、それが自動的に表示されもします。

ただ、気象庁のページで見られるデータは全部ではありません。ある日の12時ちょうどの天気はどうだったとか、キリが何時から何時まで出ていたとか、昔の詳しい情報は気象庁に電話で問い合わせしています。

ちなみに、昔はぜんぶ紙に観測記録が残っていたわけですが、戦時中の空襲では、焼けないように観測の原簿を防空壕に隠したとかもあったそう。そんなことをくぐり抜けて今のデータがあるわけで、継続することが後世の役に立つわけですね。

とすると、この記事に載せつづけている予報成績の記録も、後世の役に立つは…すみません、言いすぎました！

先週の問題は、こちらでした。正解と次の問題は、来週アップします！

追加のヒントは、「大陸に高気圧がありますが、めちゃくちゃ発達はしてませんね」。

解答はこちらから↓